機械

わがダー様は、固定電話の機能すら使えない。リダイヤルすら知らない。電話をかけることしか出来ない。
ケイタイも同じこと。電話をかけることくらいしか出来ない。
電話番号の登録も怪しげだ。メールなんてとんでもないといった程度。

今日の午前中に買い物に行こうとしたら、ダー様が、ちょっと待ってくれという。
ダー様は、書類を作成中だ。
これをコピーしてから出かけてくれということ。

私は、コピーくらい自分でやったらと思ったけど、言うと本人が気を悪くするだろうと黙って待ってた。
急いで、書類を作っているようだけど。
珍しく私に気を使って、コピーどうやるんだ？って聞くから、言い回しに注意しながら、こういう風にやるのよって教えてあげたけど。
プライドの高いダー様なので、気を使う。

我が家のコピー機は、原稿を挟んでスイッチをピッと押すだけで、聞くほどたいそうなコピー機ではないのです。

結局は、私が、書類の出来上がるのを待って、スイッチをピッ。

何で、こんなことも出来なくなってしまったんだろうと思う。

私は、パソコンにしても、そのほかの家電製品にしても、きちんとマニュアルを読んで使い方を覚えるのが、趣味に近い人間です。
調子が悪ければ、再びマニュアルを取り出し、原因の調査をして自分で出来ないと判断すれば業者に修理を依頼するけど、
自分で出来そうとわかれば、うれしげにドライバーを取り出すタイプ。

原因はたぶん私なのねと思った。
わかっていても、「私、わからないから、お父さんやって」とでも言えばよかったんだろうけど。

禁欲生活

日曜日に射会があり、そのあとの懇親会で、
最近称号の審査に合格した方と、
お話をする機会があり、
自分自身が、審査を受けようという意欲はあるものの、いかに勉強不足かを強く認識させられました。

その方は、５段から称号までに相当な回数の審査を受けたそうです。
称号ともなれば、審査会場が地元ということはあまりなくて、
審査料のほかに、交通費宿泊費、そのたもろもろの経費がかかります。
そのほかに、弓を引く技術のほかに、学科の勉強だって相当難しいです。
これらをクリアするには、数年は簡単にかかります。

それくらい、高い高いハードルなのに、
私ときたら、なんも修練していないといってもいい状態。

自分の生活時間を考えてみると、パソでゲームなんかで散々遊んで、趣味の細かい手仕事をして、ぼんやりとして、ほんの少し仕事をして、残った時間が家事の時間。つまり一番重要な仕事と家事がお留守になっているかなあ。
そんな怠惰な生活をしている。

弓の稽古は道場だけではなく、家にいても出来ることはたくさんあります。
学科の勉強、弓のお作法の稽古などです。
これらをやるための時間を作るには、パソは、必要最低限、ゲームはしないこと、
日中の手仕事はしないこと。
きちんと、稽古日誌をつけること。

こんな目標を作りました。
せめて、秋までは続けます。
かた～～い決意をしてますが。

はてさて、どうなるやら。
まず、きちんと仕事しますわ。
と、言いながら日記を更新してます。
これだけは、マメに更新しますわ。
だって、あまりに厳しい目標だと長続きしないかもしれないので。

昨日の結果

は、あまり褒められた結果ではなかった。
しかし、目標は一立ち（ひとたち）４射で1射の的中を目標にしていた。
トータルで見た場合には、目標を達成できている。
４０射なので１０立ちあるわけでそのうち２回は、全然的中なしで、あとの８回の立ちでは１，２本の的中で、最後の立ちは３中で終わり、合計１４中で終わり。

途中で、「ア～今日の目標が達成できたなあ」と思ったらてきめんに中りなし、
そして、最後の１０回目の立ちは３中出来た。
そういうささいな心の動きが正直に出てしまう弱さ、この点を克服できなければどうしようもないと思う。

射術以前の問題を抱えているのでした。

明日の射会

明日は、射会で40射です。果たして何射の的中があるやら。
ただ言える事は、秋の称号の審査を控えている私は、いくら調子が悪くともそれなりのあたりは絶対に必要です。
この程度のローカル大会で結果を残せないようでは、先行きが暗いと思う。
今日の午前中に稽古したら、あたりは戻ってきているようです。いい感じです。

今年は、春と夏の全県大会、東北大会で、団体ではなく、個人の成績を残したいと思ってます。
そうすれば、秋の審査には少しは明るい感じも少しは出てくるかなと思いますが。
それでも、過去の合格率を見てみると高い、高い壁です。

どんな立派な理論も、稽古して自分のものにしなければ、絵に描いた餅です。
口で言うのは簡単です。
実践あるのみです、ひたすら、稽古します。

わがまま

わがままと、言うことは十二分に承知してます。
だけど、言葉にしてみたい。

今夜定例の稽古を終えて帰宅すると、
夕食の後片付けが私を待っていた。
まあ、いつものことですけども。

弓がうまく引けてないイライラで、
心の中で、在宅の３人のおとこ達に、
たまには自分の使った食器くらい洗って置けよ～～！！！。
そんな風に思った。
そんなことを言ったって、どうなるものでもないことをわかっているので無言で台所仕事をした。

誰かのために(家族）何かするのはもう、卒業したいな。
特に、息子達のためには動きたくないのだ。
これからは、自分のためにだけ動きたいな。
そんな思いは、子供たちが学校を卒業したときからの想いです。
今夜、強く思いました。

今まで、ずっと家族のためにがんばってきたし、我慢もしてきたし、ずいぶんと腹の中には溜まってるものがある。
大体、人生なんてみなさんこんなものだろうとはわかってるんですけどね。
私一人、特別つらい人生を送ってるわけでもないと思う。

逆に、これだけいっぱい弓の稽古が出来て、
そのほかにも、趣味をたくさん持っているということを見ても、
こういう思いは、わがままなんだけど。

田舎の百姓の箱入り娘が、結婚して箱入りの妻になり、箱入りのまんま母になり。
嫁、姑の苦労すら知らないでこの年まで過ごしてきた。
これが、私。

まあ、ばか者のたわごとだと、読み捨ててください。