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昨日は午後4時を過ぎてから、
父に呼ばれた。
何事かと思ったら、
病院へ連れて行ってくれと言うことだった。

午後3時ころに、お茶を飲んだら咳が出て止まらないと言う。

私、心の中で、しっかりしゃべれるし、止まってるじゃん。
ほっとけば治る。
と思った（口にはしてないよ）。

挙句に、死ぬの、生きるのと、
オーバーなセリフを続々と言いだす。

私が、思ったことを全部言って、
父が血圧でも上がったら、
面倒なので言うとおりにした。

病院へ電話を入れ、
凍ってる道路を運転して連れてった。
凍ってる道路を運転する方がよっぽど危険なのに、
事故でも起こしたらど～してくれる
な～んて思いながら、無口でいた。

余計なことを言って、機嫌を損ねないように。

私の風邪ひきの咳よりもしてない。

連れて行けば、それで父は満足する。

母も、こんな性格だった。
針小棒大なことを良く言ってたっけ。
長年夫婦をやってると、似てくるんだなあ。

咳止めのお薬を貰って、帰宅した。

後で、トイレを覗いたら、便座が汚れてた。
ほんの少しでも、気がかりがあると便座を汚すのだ。
分かりやすい、気の小さいお方だ。

でも、きっと私もこんな風になるんだろうなと思う。