草刈り

近所のお爺さんが例年のように
我が家を取り囲む斜面の草刈りをしてくれています。

このお爺さんと言うのが、
高齢になって、腰が曲がり除草機の取り扱いが、
難儀になってきているようです。

今年は、
手動で草刈りをしています。
自分のところだけで良いのに、
我が家のところまで、相変わらずやっています。
とてもとても心苦しいです。

最近は、
私は自分の手が届くところは自分で草刈りをしておいたのですが、
それ以上に、
おじいさんがやってくれるのです。

おじいさんに体力的に大変でしょうから、
私がやるので、
やらなくていいですよと言いたいのですが、
耳がとても遠くて、
伝えるのも大変なのです。

おじいさんは、敷地の隅から隅までキッチリ刈らないと、
気が済まないタイプ。
私と言えば、
そのあたりを適当に刈ればいいでしょうと言うタイプ。

だから、
私のやり残しを刈っているのです。

ありがたくて、申し訳ない気持ちです。
そんなにやらなくてもという気持ちも。
複雑です。