神武天皇から始まる皇室
その二代綏靖天皇から九代開化天皇までの8代が日本書紀に記載のないその実在性が疑われ欠史八代とよばれている。
歴代の中で最初登場する女帝が33代推古天皇で593〜628の在位だ。
卑弥呼が188〜247なので比定することは出来ない。
空白の4世紀が267〜369年で書物にないが
神話としての記載が初代〜15代であり、16代仁徳天皇を初代とする説も存在する。
その在位313〜399年86年間と空白の4世紀とほとんどが被っており限りなく疑わしい。
古事記712年編纂
日本書紀720年編纂
古代、書物の存在しない400年以上も前の話を神話にするだけでも偉業である。
三国志の魏書297年を参考にしたか否かは定かでは無いもののこの脅威的外圧に対抗する為の歴史偽装は防衛的理論武装だとしても
当時の日出ずる国の英知には感服である。
と共に宗教としてではなくシステム管理としての神道にも驚かされる。
つまり、卑弥呼を意図的に隠すことで世界的陰謀の神話化と九州と機内の邪馬台国論争で国内的な権威保守を機能させたのである。