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元総理と元民主党の上司と部下の一騎打ちの師弟対決である。
写真は2004〜08年で中断していた四国八十八ヶ所お遍路を首相辞任した直後の11年10月に再開した時のものであるが、手水の作法には驚きしかない。
菅氏は2002年5月に南京大虐殺記念館を訪問し、館内を見学した後に犠牲者に向けて花輪を捧げているが、小泉首相が同時期に靖国神社を訪問した事について「断固として反対する」と語ったと人民日報が報じている。
今思えばこんな靖国反対派が首相となれた時代であり、日本国の危機、終末感は尋常ではなかったと感じる。
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10年かけて達成したお遍路の記念に出版した書籍のタイトルには総理の二文字も記されている。このことだけでも菅氏の頭の中に国民のことなど皆無であることが伺える。まったく読んではいないが、かなりのナルシストであることだけは伝わってくるのである。
公示前日の公開討論で菅氏は「東京21区の有権者を見捨てて、何故18区に移ったのか」との追及に「平然と捨てたわけでなく、断腸の思いで返上した」と長島氏が答えている。
イラついた菅氏が「自民党の指示に従っただけで、自ら返上したのではない」と発言すると長島氏は「元首相だから一定のリスペクトを持ってきたが、言葉尻をつかんでで色々言うのは本当に信じられない」と怒りをあらわにした。
共産党との連携に反発して旧民進党を離党した長島氏は19年に自民党入りしたが、出馬を重ねた21区から18区への変更を求められる。菅氏の前任自民土屋正忠氏の後継として期待されたためである。
公示前からこのような睨み合いだが18区である武蔵野、府中、小金井市民の良識が問われている。
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立憲共産党撲滅の為にも長島氏の健闘を心から祈っている。