NOVA ERA

映画大好き、メタル・旅行・飛行機・相撲・世界遺産も好きな未熟な社会人の毎日を綴ります。

インドへの道

2009-03-20 21:14:29 | 映画
今日は待ちに待った春分の日!
春分の日が来ると、本格的な春の予感を感じさせるとともに、
陽も大分長くなるからウキウキします。
ただ、繁忙期も近い…

DIMMU BORGIRの新しいプロモは相変わらずドギツイけど、シンフォニックな音楽も相変わらずかっこいい
3分40秒過ぎからはヘルハマー様の超高速2バスも聴けるし。
彼らの単独公演はさすがに怖いから行けないと思うものの、
今年の秋のLOUD PARKに参戦してくれることを心から願っています
再来週はDRAGONFORCEの来日公演があるのに行けず、
今年に入ってからまだ一度もメタルライブに行っていない自分に焦りを感じる今日この頃です。

デビッド・リーンの「インドへの道」を観ました。
1984年度アカデミー賞助演女優賞(ヒロインの母親役を演じたぺギー・アシュクロフト、作曲賞(モーリス・ジャール)の2部門を受賞しています。
イギリス統治下の1920年代のインドを舞台に、一人のイギリス人女性のカルチャーショックが一つの事件を引き起こし、反英運動にまで発展する様子を描いています。
一つの街の一つの小さな事件が、大規模な反英運動にまで発展するのは、
やはりイギリスとインドという二つの文化の違いに原因があり、
その東西文化の違いをもとにインドロケを敢行して3時間近い大作を作ったリーン(このとき76歳!)の演出は見事だと思います。
ヒロインのジュディ・デイビスはちょっと老けてる気もするけど、
モーリス・ジャールの音楽も耳に残って素晴らしいし、
インド人に扮しているアレック・ギネス(最後まで気が付きませんでした)も観られるし、
ヒロインとヒロインの母親との考え方の相違も人間色々だなぁと考えさせられるし、
長い映画なのにそれほど長く感じないのが不思議なところです。
リーン作品は長いんだけど、
「アラビアのロレンス」ではアラブ、
「ドクトル・ジバゴ」ではロシア(と言っても冷戦の影響でソ連ロケはできなかったらしい)、
「ライアンの娘」ではアイルランドと、
それぞれの地域を雄大・綺麗に撮影しているから、
スケールも大きくて本当に素晴らしい作品が多いなぁと思います。
評価は《》としておきます。

今日一番聴いた曲:Eagle fly free/HELLOWEEN