NOVA ERA

映画大好き、メタル・旅行・飛行機・相撲・世界遺産も好きな未熟な社会人の毎日を綴ります。

メトロポリス

2009-05-04 19:47:00 | 映画
珍しく一日2件投稿。

今回も先日の「ターミネーター」に引き続き自分の好きな映画紹介。
今日紹介するのは、僕のベスト10にも入っている「メトロポリス」という映画です。
1926年ドイツ映画。
映画がトーキーになる前のサイレント映画。
監督はドイツを代表する巨匠フリッツ・ラング、主役はドイツを代表する俳優ブリギッテ・ヘルムとグスタフ・フレーリッヒ。
中学3年生の時にこの映画を観たのでですが、もうこの映画を観た時の衝撃は忘れられません。
なんたって21世紀の未来を描いたあの特撮・美術セットが圧巻で、
超高層ビルが乱立し、飛行機が飛び交い、道路では車が間断なく往来するシーンは、
サイレントの時期によくもこれほど見事な映画を作ったなぁと感激しました。
話は、機械文明が発達した21世紀を舞台に、大都市メトロポリスの地上は上級階層が、地下の工場では労働者が酷使される中で、上級階層の息子と労働者階級の娘が出会ったことから事態が思わぬ方向に向います。
映画のオープニングシーンを観ると、労働者の機械的な動きがよく分かります。
この映画の想像力に、あのヒトラーも感激し、フリッツ・ラングにナチスのプロパガンダ映画を作らせようとしたのは有名な話で、それを知ったフリッツ・ラングは祖国ドイツを離れ、パリに亡命するのでした。
で、ある時QUEENのミュージックビデオを観ていたら、
名曲“Radio ga ga”のプロモにこの「メトロポリス」の特撮映像や労働者の様子が使われていてビックリ。
このPVは、「メトロポリス」の世界をQUEENのメンバーが車で移動したりしている点で映像をうまく取り込んでいて、僕の好きなプロモの一つとなりました
うーん、当時の人はこの映画を観てびびったでしょうね。
ロン・チャニーの「オペラ座の怪人」、ダグラス・フェアバンクスの「三銃士」とともに僕をサイレント映画好きにした点でも意義深い映画です。
サイレントだからと言って敬遠せず、一度は皆さんに観て欲しい映画です。

今日一番聴いた曲:Traveler in time/BLIND GUARDIAN

銀色のシーズン

2009-05-04 16:19:24 | 映画
先日父が単身赴任先から完全帰国しました。
約4年赴任していたから、父親が家にいる生活がいまいちピンと来ません。
社会人になって、初めて父と暮らすから、その意味でも不思議な気がします。
長年お疲れさまでした、と面と向かっては言えないけど、
これが本心です。

今日はオードリー・ヘップバーン生誕80年だったりします。
93年に亡くなって早16年。
ハリウッド黄金期を支えた女優なので、
感慨深いです。

「銀色のシーズン」を観ました。
単なる青春スキー映画かと思いきや、
悲しい話でもあります。
瑛太達が楽しそうに滑っている姿を観るとスキーをしたくなりますね。
評価は《》としておきます。