辻村深月の『かがみの孤城』を読了。本屋大賞受賞作です。居場所を失って登校拒否を続ける中学生の女の子が、部屋の光る鏡をくぐるとそこには同じ境遇の中学生がいて、願いの叶う鍵を探すという青春ファンタジー小説。話の設定は途中から分かるのだけど、やはり優しく透明感溢れる描写は辻村深月の真骨頂。まだまだ自分も色々なことをやり直せると考えさせてくれる素晴らしい小説でした。
会社の懇親会。たくさんの輪ができて、そこから取り残された形になり早々に退散。パーティーはこれだから苦手です。孤独なひとに話しかけてくれる人が一人ぐらいいてもいいのにとも思います。