『Iの悲劇』 2022-06-20 19:02:51 | 本 米澤穂信の『Iの悲劇』を読了。廃村集落の再生プロジェクト「Iターンプロジェクト」のために住民を誘致する蘇り課を描いたミステリー。移住してくる住民がわけありの家族ばかりで、そこで色々な事件が起きるのですが、これだけ書くと荻原浩作品辺りのコミカルな群像劇を連想しがちだけど、さすがは現代のミステリー小説界を引っ張る米澤穂信。ちゃんと伏線のあるミステリーに仕上がっていて、最後まで楽しく読めました!