雨のち晴れ 最低気温 10.9℃ 最高気温 20.0℃
びっくりするくらい暖かくて、初夏のような1日でした。
庭の草花の芽が勢いよく伸びています。
河津桜も三分咲き位になっています。
庭の花もとりあげたいところだけど、山旅の続きを先に載せてしまいましょう。
山旅の2日目(4月5日)は、弥彦山に登りました。
八枚沢登山口から妻戸尾根を経由し、妻戸山分岐から弥彦山山頂に登るコース(2.6km)を選びました。

初心者向きの山ですが、それでも大変という方は、弥彦山ロープウェイを利用して、散策することもできますよ。
私達がスタートした八枚沢登山口です。

山道を登っていくと、両脇にカタクリが群生しています。



ずっと登っていくと、変わったカタクリを見つけましたよ。

角田山では緑葉の葉に模様が入っていない白いカタクリを見つけ、こちらでは茶色っぽい模様の入った葉に、白い蕾のカタクリを見つけました。
このような変種を見つけるって、すごくないですか。(夫が見つけたのですが)
弥彦山のカタクリは咲き始めでした。
角田山と弥彦山はそう遠くもないのに、花の見頃は違っているのね。
新潟と言えば雪深いところなので、雪は残っていなかったのか気になるところですよね。
残雪が少し残っていたところを、記念にとパチリしました。

アップダウンのある山道を登って、妻戸山(585.6m)に到着です。
ここは、八枚沢登山口分岐にあたります。頂上まで後、320m。まもなくね。

ここから先が、雪解け水が流れ、ぬかるんで歩きにくいところでした。
登山靴が汚れちゃった。長靴で登られていた方も結構目にしました。
弥彦神社、頂上につきました。

弥彦山頂からは佐渡・越後山脈などの雄大なパノラマ景観が望めました。

弥彦山頂からの能登見平に下ったところで眺めた景色と遠くに望む雪山がとても美しかった(↓)

中央上部からやや左側あたりにうっすらと雪山があるのですが、見つけられましたか?
休憩されている方に山の名前を尋ねたところ、「米山」という山だそうです。
私のカメラでズームして、これが精いっぱいです。
能登見平から雨乞分岐まで下る尾根は「弥彦山花のトレイル」と言われているだけあって、楽しめました。
山で初めて見た花もありました。
キバナアマナ
園芸種の宿根アマナとはまた違った雰囲気
ここだけ、パッと輝き、どこか別世界にいる感じでした。
このアマナの周辺をキアゲハを小さくしたような蝶々がヒラヒラ舞っていました。
初めて目にした蝶々は「ギフチョウ」だそうです。
舞っている光景を撮影出来なかったので、案内表示を写してきました。

止まっている姿はグロテスクで怖い感じがしますが、小さくな蝶は、優雅に舞う動きにひきつけられました。
早春、カタクリの花が咲く頃に現れ、 花が枯れる頃にはすっかり姿を消してしまう 季節限定の蝶だそうです。
弥彦山でこの蝶に出合えたのは、一番の収穫だったかも知れません。
小型のアゲハ蝶の仲間で日本固有種のギフチョウを見るなんて、予想もしていなかったこと。
ラッキー、ラッキー
この辺ではキクザキイチゲも沢山咲いていたっけ。
そして、コバイモも見つけちゃった。
家のバイモとは、これもまた違って、可愛らしい。バイモ好きなのよね。
ミチノクエンゴサクはこちらのものと変わらないね、
春蘭の葉は見えるけれど、どれも咲いておらず、諦めかけた時に出合ったの。
少しピントが外れたところは、許してね。
キクザキイチリンソウ

雨乞尾根ではカタクリの群生がお出迎えです。
最後はカタクリで閉めることができました。
角田山、弥彦山と花を求めての山旅は大満足につきます。
最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございました。
ブログランキングに参加しています。
下のバナーをクリック(ポチ)していただけると励みになります。
応援よろしくお願いします。

にほんブログ村