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光と愛に満ちた藤城清治美術館

2016年11月13日 | 旅行・登山・ドライブ

群馬方面の旅録を書き始めてから、もうすでに二週間以上も経っています。

那須岳に登った旅録を書いたのは2日前のことです。

このブログを読んでくださっている方は、旅の流れがわかりにくくなっていることでしょう。

ごめんなさい。

那須岳(茶臼岳)から下山した私達は、藤城清治美術館に立ち寄りました。

事前に開館時間を調べ、午後6時30分まで開いていることが分かっていましたので、那須まで来たら寄らないわけにはいきません。

美術館の入口から、もう期待感が高まります。

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森に棲むキャットちゃん達に案内されて、美術館入口まで進んでいくという憎い演出です。
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森の中には、何匹のキャットちゃんがいたのかしら?
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ここが、美術館入り口になります。

さぁ~中にどうぞと言われている気分ですね。
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喫茶コーナーにあった椅子も可愛くて、思わず写真を撮りました。
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写真を撮れるのはここまでです。

作品を展示している場所は、撮影禁止です。

鑑賞しての感想は後にして、先に撮ることができた写真を貼り付けますね。

美術館に併設されている教会に明かりが灯り、ステンドグラスが美しい光を放っていました。

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彼の作品はメルヘンチック

可愛らしい少年、少女、モダンなデザインは、とても90歳を過ぎているようには思えません。

帰るころには、日が暮れ、光の演出がなお一層素敵でした。
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藤城清治氏は、2011年の東日本大震災直後に被災地に入られ、被災の現状をデッサンされています。

その様子をテレビで拝見しており、作品が出来たら見たいと思っていました。

今回の旅では、藤城美術館那須高原は外せない場所でもあったのです。

被災地の復興を祈りながら制作したという作品は、うまく表現できませんが、当時の被災の現状をつたえるとともに、被災地の復興を祈る藤城氏の愛情の深さが伝わってくる作品でした。

それは9.11テロに対する作品でも同様で、愛に満ち溢れた平和な世界が築かれることをプレゼントの箱に託されているのを見て、すごく感動しました。

藤代氏は、彼の創作活動を支えた叔父(牧師)の依頼で宗教画も書かれていますが、これも海外の著名な画家の作品とはまるで違った作品を創作されています。

この宗教画や巨大水槽を活用した作品からは、永遠、無限の世界に引き込まれるような感動を覚えました。

下記は、藤城清治美術館の公式ホームページからの引用文です。


光の祈りの芸術作家・藤城清治の70年を越える制作活動の集大成として開館した「藤城清治美術館 那須高原」は、氏の原点である「生きて演じ動いていること、舞台と観客がひとつになり感動すること」を体感できる劇場型美術館です。
代表作・名作をはじめ、過去最大サイズの横幅6mの巨大水槽を利用した渾身の大作、セットの裏側もご覧いただけるミニ影絵劇の回転舞台、天井や壁面、床などの空間に映像が溶け込むプロジェクションマッピング。
まるで作品の中に足を踏み入れたかのような感動を、体感いただけます。
併せて、2011年からの被災地の復興を祈り生まれた作品もご覧いただけます。

群馬、栃木とほんの短い3日間の旅録は、これでおしまいです。

とても充実した思い出に残る旅となりました。

拙い旅録に長い間お付き合いくださいまして、ありがとうございました。

さぁ~明日からは花ブログにもどらなくちゃ。


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