6/7 ルノートル二日目のレッスンで作ったショコラとケイク。
他にプラリネペーストを作りました。
前日のタルトのレッスンに続いて、二日目はチョコレートをテーマに3品作りました。
メキシコ人、パリジェンヌ、そして東洋の私、合計3人の受講生。
3種類のお菓子を同時進行で作っていきます。
まずはシェフのデモを見るのですが、その後の実習では3人で分担して
計量を行います。
ルセットを見ながら計量すればよいのですが、今日はこの○倍で作るから・・・
とか言われると、言葉が不自由な私は、確認の為、ルセットに数字を書いて
そうだよね???と問いただします。
言葉の学習は付け焼刃にはいきません。
この日もフランスでの作り方、作業の仕方に驚きがたくさんありました。
特に、チョコレートのテンパリングと仕上げ。
各自、40×30くらいのプラスチックの深いトレーの中でチョコレートをカードで練るようにして
テンパリングをします。
温度計によるチェックもなし。
途中、カカオバターの粉末を足して調整しました。
さすがに長年の経験を積んだ一流のシェフなので、こんなやり方でも
きちんと要所を踏まえて作業をするので当然、美しい仕上がりになります。
近年、日本でもよく見かける、板チョコレート型に流して、ピスタチオ、キャラメリゼしたヘーゼルナッツ、オレンジのシロップ煮を飾ります。
他に、ガトーショコラよりどっしりとしたチョコレートのケイク。
また、ヘーゼルナッツを深めにローストして粉砂糖、ミルクチョコレートを合わせて
プラリネペーストも作りました。
この日も雨雲に覆われ、レッスンが終わるころに土砂降りになりました。
幸い、ルノートルはメトロ入り口まで近かったものの、紙袋の底が抜けて
路上にお菓子をばらまいてしまうという恥ずかしい経験をしてしましました。