道具

パンはニーダーでこねていますが、ものぐさな性分で
このちょっと大きなマシンを出すのも億劫に感じることしばしば。
だから、一度にたくさん作って、しばらくまた休んでの繰り返しです。

ちょうど酵母が出来たばかりなので、まずはリーンなシンプルなパンを
たくさん焼き、後半はワッフルとかリッチなものに切り替えます。

アンパンにいたっては、生イースト、と決めています。
クグロフ型で焼いたのは、コーヒー風味のほろ苦いパン。
昨年のレッスンで使用した、グリュエドカカオが入っているので食感も楽しめるパンです。

オール電化で火を使う

台所の整理をしていたら、直火焼きタイプのワッフルベーカーが
出てきたのでさっそく今朝の朝食に使ってみました。
たまに焼くのは電気のもの。
ビタントニオとクロアの二台はそれぞれ長所・短所があります。

この直火焼きタイプは二枚焼くのに10分弱もかかりました。
焼きながら食べていると、夫に全て食べられてしまい
自分の分は・・・

と、いうことにもなりそうだから、ゆっくり時間のとれる休日向きかな。

お菓子と幸せ

このお菓子教室の第一回目からずっと通って下さるT様。
めでたく挙式を控えていて、プチギフトにアマンド・ショコラを作るのだそう。
大量に作るので材料も業務並み。

自分のときは、焼き菓子数種を作りましたが、頑張りすぎて結構、心身ともに負担でした。
が、今となっては良い思い出・・・かな。と、思うことにしよう。

さてさて、T様の手作りプチギフトは、当日、とても綺麗な花嫁様の手から
お客様に渡って喜ばれることでしょう。

お菓子は、こんな幸せな場面の小道具、かな。

アンパンは生イーストで

初めてイーグルで捏ねてみました。
冷凍庫に保存してあった生イーストを真冬の水道水でといて
キッチンエイドに捏ねてもらうこと10分くらい。

えぇーー、というくらいにまとまらず、仕方なく手ごねに変更して
とりあえず発酵器に入ってもらうこと90分。
いつもと状態が違い、これはもうワッフルにしようかな・・・と
自然放置したまま数時間。
ぷっくりと発酵していたので、最初の予定通りアンパンに。

仕込み水の温度が低すぎたのが大きな原因だと、勝手に思うことにしました。

このアンパンは生地がとっても美味しくて、ふわふわしっとり。
両家の両親たちにも結構ウケル一品です。

生徒様の作品

昨年から一月のレッスンではチョコレートを取り上げています。
テンパリング、トランペの作業をきちんと学んで
本番に向けて楽しんで頂ければ・・・と思っています。
今年は昨年の復習もかねてボンボンショコラを24個トランペをしてもらい
その後、アマンドショコラも仕上げて・・・

美しいもの、美味しいものを追い続けて行きたいです。

ギフト

焼き菓子数種を詰め合わせてのご注文がありました。
ひとつの箱に収まりきらず、重たそうなサブレなどは手提げ袋に。
3年前、合羽橋でたくさん仕入れた大き目のギフト用の箱は
そろそろ在庫が切れそうなので、また探さなくてはなりません。

今は、ネットでも業務用の梱包資材が手に入るみたいだから
いろいろ検索するのも楽しそう。

チョコレート

アマンド・ショコラ

連休明けから始まる今月のレッスン。
最終調整のために、作りました。
HPの写真は実はヘーゼルナッツのもの。
実際はスペイン産のふっくらしたアーモンドを使用します。
もうひとつのボンボンショコラは紅茶のショコラ。
写真はキャフェですが。

バラと栗

ダックワーズ（バラとマロン）

ローズペーストを加えた生地とクリーム。
松の実を散らしました。
昨年12月のマロンのビッシュで使用したマロンペーストを
生地とクリームに加えました。

バラのお菓子というと、どうも芳香剤のイメージが強いのですが
なんとも上品なダックワーズ、だと思います。
イルプルの昔のシェフパティシエさんのオリジナルだそうです。

私は私

おまけであげたお菓子が好評で、そのお菓子のご注文が
舞い込んできました。
それまでもときおりあったけど、昨年下旬あたりから
ぽちぽちと舞い込んでくる注文菓子。
正直なのところ、コストオーバー気味になってしまうのですが
喜んでもらえたら、と思うとついつい甘くなってしまいます。
夫は、もっとビジネスライクにしろしろ、とせっつくのですが。

完成したお菓子たちをガス袋にいれて、シーラーで密封する段階になると
どどっと疲れがとんで安心してお茶をすすります。

少しずつ、昔描いてた夢、というかライフワークに近づいている
・・・・のかもしれない。

海を渡って

よく作るお菓子のひとつ、抹茶のマカロン。
USAにいるお姉さまのもとへ、手土産にとご注文を頂きましたので
30個用意しました。
エージレスと一緒にガス袋に入れて密封しました。

ずっと昔、会社員をしながら、パン職人になりたいと
漠然と考えていました。
いろいろな出会いとタイミングが今の自分になっているのかな。

まだまだ長い長い回り道の途中なんだと思う。