バターいろいろ

しあわせの林檎パイ

一昨年の3月頃、このパイをたくさん焼いて販売していました。
何かのおまけで差し上げたお菓子が、結構ウケた・・・例のひとつです。

小さい工房はまだ、味も素っ気もなく、調理実習室みたいです。
一階のオープンキッチンは、テレビも音楽も外の眺めも楽しめたのですが
これから、この工房をどう色づけていくか楽しみです。

林檎の果汁がキャラメリゼされ、パイ生地のバターの濃厚な香り。
そうそう、私はずっと明治発酵バターを使っていますが
風味が濃厚で好きです。

と、まぁ、結局は教えを忠実に守っているだけなんですけど。

夜中に焼いてみた

ひさしぶりにパン・オ・ショコラとドイツの菓子パンを焼きました。

あちらでは、黒ケシがやたらとパンやお菓子に使われるそうです。
そういえば、ウィーン菓子のページをめくるとやっぱり黒ケシを使った
菓子や（菓子パン）が紹介されています。

黒ゴマに黒ケシ、その他もろもろの材料が入ったペーストとケーゼクリーム。
二色のストライプに絞った菓子パン。
10年以上前から、繰り返し焼いているパンです。

パン・オ・ショコラは、今回は中力粉のみの生地です。
強力粉が入っていないので、とても柔らかい生地です。
折込作業で勢い余って伸ばしすぎないように注意しないといけません。
バトン・ショコラは、ヴァローナのもの。

夫は今週から、しばらく夜勤になってしまったので
７時に帰宅したら、パリっぽい朝食を一緒にとろうと・・・・

思う。

今後のこと

皆様

震災から二週間なんですね。

計画停電の影響を考慮して、菓子教室は、しばらくお休みにいたします。

我が家は第４グループＤに属していますが、いまだ停電はありません。
でも、今後どうなるか、全く先が見えないので教室の日程を決めることが出来ないのです。

教室は、昨年後半あたりから、新規の生徒様も少しずつ増えてきて
また、レッスン内容も少し新しくなってきたばかりです。

私（たち）は生かされているんだな、と思います。
今まで、大きな怪我と事故を二回経験してきましたが
今回のことで、強く感じました。

健康で自由がある今だからこそ、真剣に取り組むことを探そうと思っています。

で・・・・

自宅を少し改装して小さな、小さな工房を作りました。
ここで教室を再開するかどうかは、まだ未定です。
ここは販売用の製作のためにだけ使うかもしれません。
でも、設備は十分なので教室にも使うかもしれません。

菓子教室を一時、休んでいる間に、よくよく考えたいと思います。

こんなときだからこそ、工夫をこらして菓子など作って、このブログに載せていきたいと思います。

どうですか？

皆様　ご無事ですか？

ものすごく不安な中で、平常心を保とうと必死だと思います。

朝を無事に迎えることが出来て、ホント、奇跡だと感じてます。
我が家は、米が切れつつあるので、キッシュとパンを焼いてます。
節電必須の中、これはいかに・・・と思いながらの作業ですが

米、買えないんです。

停電するかもしれないので、冷蔵庫の中もせっせと消費しなくてはなりません。
バターと生クリームなんて、一発で駄目だろうな・・・

被災地の方々の悲惨な現状を思えば、米ないからパンとは贅沢だと十分承知しております。

個人レベルで出来ること

まず、ヤフーショッピングで貯まっていたポイントを全て募金させて頂きました。

節電、節水、募金です。

皆様へ

皆様　ご無事でしたか？
被災された皆様には心よりお見舞いを申し上げます。

我が家は停電もせず、とりあえず暖も水も確保出来て無事です。
花瓶と時計が落ちたり、壁にかけてあった絵が傾いたりしましたが
大きな落下、転倒もなく良かったです。

今日という日が、かけがえのないものに痛感いたします。

パンの手

久しぶりに暖かい一日でしたので、パン焼きました。

冬になると手荒れに悩まされるので、パンどころではないのが本音。

カレンズがたっぷり入った大きなパン。
カレンズはレーズンより、甘みが上品というか、あまり主張していないので
パンにはたくさん入れるとよい・・・とずーっと昔習いましたっけ。
粗挽きのライ麦粉が入っているので、少しべとつく捏ねあがりでした。
他に中力粉と強力粉も入って、このご時勢の中、贅沢なパンではありませんか。

ミルクが入った小型のパン。
ベルリンあたりのパン、だったかな。
ミルクのおかげで、焼き色が付きやすいので焼成温度は少し落とします。
家庭用の電子レンジオーブンの場合、焼き色がイマイチなんてお悩みの方には
水分をミルクにするといいかもしれません？

桃の節句に想う

今日は母の誕生日なので、苺のショートケーキを作って持って行きました。

昨年１２月でデモンストレーションコースのレッスンで取り上げたものとは

、違います。

ジェノワーズ生地の間に挟むクリームは、昨年のデモレッスンでは
シンプルなシャンティで、生地作りとナッペの仕方などに重点をおきました。

来月のMenu Aでは、もっと学ぶことを盛りこんでいます。
挟むクリームも変えています。

記念日に、習った手作りのお菓子を作るなんて

、とても素敵なことではありませんか。

マトファーのこの口金が使いたくて作るケーキかも。
生クリームはカルピスの濃厚なタイプを使用します。

材料と技術は学んでいくものだと思います。

**3/19(土）、3/20(日）追加で開講致します。
　春らしい豪華なアントルメを15㎝一台を作ります。

ショコラ

どうしてかチョコレートはヴァローナが最高と言われているようです。
でも、私はペック社をずっと使ってきた・・・

ただ最近はヴァローナも使います。
いろいろ展開していますしね。

昨年の今ごろ、大量に購入したヴァローナのチョコレートを
見るにつけ、ずっともやもやしていました。
購入したものの、「やる気」に火がつかず
夏も冬も越えてしまったのでした。

さすがに、個人宅でのチョコレートの保管は難しく
今回、練習のつもりで、ボンボンショコラを３倍量で作りました。

センターのガナッシュさえ作ってしまえば
あとはテンパリングをきちんとして作業は一気に終わります。

２×２㎝サイズで200個弱

出来ました。

しっかり風味を感じるもの

自家焙煎コーヒー専門店クラーヌさんへの納品にと
日持ちのする焼き菓子を数種類用意しました。

マンゴーのギモーブ（焼き菓子ではありませんが、割と日持ちするので）
ガレット・ジャンドゥジャ
メレンゲ菓子数種類
プラリネ・ショコラ

ギモーヴとプラリネ・ショコラは過去にレッスンで取り上げたものです。
レッスンでは、ときに、贈り物にぴったり！というものも選んでいます。

最高級の材料
と、聞かれると
「そうです・・・」
としか言いようがない、んです。

確かに材料選びは大事ですが、
10ｇにも満たない材料でも、有無の差があるもの

私のような、名もない一個人が、こういう仕事をするには
真面目に作っていくことが大事なんだと思う。