夕庵にて

スマホでパチリ・・・
ときどき写真と短歌を

『五十冊の歌集』 島津忠夫著

2016年06月06日 | 
大阪大学名誉教授、日本中世文学の研究者。文学博士の島津忠夫先生が

4月16日に他界された。

著書は多く『島津忠夫著作集』は全15巻に集大成。平成20年現代短歌大賞を受賞。

大阪から娘さんの近くへ転居されて間もなくの訃報であった。

我が結社の会誌には毎月広く秀歌を掲載されており、いつか私の歌も取り上げられたことも

あり、新年会には笑顔の先生との記念の写真といただいた「50冊の歌集 寸評」も

手元に残っている。



折に触れて短歌とは、短歌のあれこれを的確に教えていただき大切な時間であった。

奇しくも今朝の朝日新聞の短歌欄に先生のことを詠んだ歌があった。

 ◎背表紙の裂けるまで母が携えし島津忠夫の『百人一首』 山形の歌人

佐々木幸綱選で大学の授業で使わせてもらったとの評。

先生の蔵書は岐阜県の郡上市に『島津忠夫文庫』として移された。



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