夕庵にて

スマホでパチリ・・・
ときどき写真と短歌を

出会った花

2016年04月29日 | 写真
うつぎ




白いひらどつつじ、美しい、しみじみと魅せられて・・・


ジャスミン 上品なとてもいい匂い


春の天候は気まぐれだ。初夏を思わせたかと思うと今日は肌寒く仕舞った暖房器具をまた

引っぱり出して暖を取ったり、こんなときに油断すると風邪を引く。高齢者は知らぬ間に

肺炎を起こすそうで気をつけなばならない。昨日の散歩で出会った花たち。
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藤棚公園

2016年04月27日 | 短歌
  ◎ 朝日うけ藤の花房ひかるとき きらめく言葉ほろほろこぼす teto

近くの通称藤棚公園に藤の花が満開だった。去年は花が少なくてがっかりしたものだった。

今年は見事に咲き誇っている。あぶも忙しそうに飛び回っていたので、早々に退散。









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『世界から猫が消えたなら』

2016年04月25日 | 
『世界から猫が消えたなら』 川村元気著 小学館文庫
  

今やペットは犬をはるかに超えて猫の人気はうなぎのぼりだ。といっても刊行されたのは2年前のこと。レタスとキャベツという2匹の猫と父と母と主人公30歳の青年の物語。

先代のレタスが死に母が死に青年が余命を宣告された時、猫の命と引き換えに寿命を一日引きのばせるという悪魔の誘いの七日間の葛藤。

本文中よりの抜粋
そもそも死の概念があるのは人間だけだという。猫には死に対する恐怖というものが存在しない。だから人間は死への恐怖や哀しみを一方的に抱きつつ猫を飼う。やがて猫は自分より先に死にその死が途方もない哀しみをもたらすことが分かっているのに。そしてその哀しみは不可解なこととして、いつの日か必ず訪れると知っているのに。それでも人間は猫を飼うのだ。・・・・

母の死から4年も連絡をしなかった父親に猫を託すことを決心して父の住む家へと行くところで完結する。それは父親との和解を意味し、家族という愛について青年が悟る終章である。家族の中での表現の疎い父親の愛にはっとさせられる青年。限られた自分の命、小さな命の尊厳など最後は重い課題で終わっている。               


本にはさまれた子猫の栞・・子猫は読者に何を語りかけようとしているのか?
子猫の目が気になって仕方ない・・・・
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薬師寺のぼたん

2016年04月23日 | 写真
西の京の薬師寺参道の牡丹の写真。

 

   

   

去年と一日違いになったが、牡丹は美しく咲き誇っていた。
やはり白は最高に気高い感じがした。つつじも満開だったし、民家のナニワイバラと青空のコントラストが圧巻だった。
土塀の崩れかけたのも趣があっていいと思っていたが、熊本の地震を思い思わずよけて歩いたものだ。今日も収穫があってよかった!!    

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葉桜の道

2016年04月22日 | 短歌


◎ 遠霞む山にむかいて葉ざくらの半木(なからぎ)の土手ゆれながら行く  teto


   
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