2016年3月のブログ記事一覧-夕庵にて

あまりのお天気のよさにのんびりとサイクリング。いつもの枝垂れ桜はと出かけたら

ちゃんと待っていてくれた。この桜は福島の三春の滝さくらの子孫である。

ロータリークラブの善意でこの地に植樹されたという。あの大樹とは比べものにならないが

しっかりと根ずいていた。

同じ敷地内にすもも（李）の花も咲いていた。白い小花が風にひらひら散って風情は最高！！

桜といい、すももの花といい誰も見に来ないのかなぁ～近場でこんな風景があるのは有難い。

散歩の途中に足を止めて見るムスカリは小さな鈴のような重なりが咲き上る。

色の濃淡は微妙に変化して見飽きない。球根なので毎年美しい花を咲かせてくれる。

確かな春の到来に思わず気持ちがほぐれるひととき。

◎　ウオーキング足止めて見るムスカリは陽にかがやける瑠璃の曼荼羅　teto　

　　　公園では早くもミツバツツジが淡い色を添えていた。

曇り空ではあったが奈良の氷室神社の桜を見に行った。ここは奈良で一番早く咲くという枝垂れ桜である。遠くからでも薄桃色の桜が見えた。

相変わらずの人出だなぁ～今年はちょっと花数が少ないように思ったが、満開ではないのだろう。

帰りは春日大社で参拝して水谷茶屋できのこ蕎麦を食べるが、嫌に辛口で困った！
ここはよくスケッチをしに来たのを思い出し懐かしかった。雰囲気はよかったのに残念だった。

昨日見ておいたさくらの花。気温もそんなに低いことはないので朝から散歩。

濃い紅色のまるでほっぺの赤い幼女のようで可愛い。

街なかでは珍しいすももの花。甘酸っぱい匂いがする。

　　わが園のすももの花か庭に降るはだれのいまだ残りたるかも・・　大伴家持

たくさんある万葉集のなかですももの花を詠んだのはこの１首だけらしい。

　　ふきのとう花を咲かせる樹下にも陽はこぼれきて春はゆくめり　　teto

ふきのとうを取らずに観察したらこんな真っ白な小花を咲かせていた。