夕庵にて

スマホでパチリ・・・
ときどき写真と短歌を

祇園祭の鉾立

2023年07月31日 | 写真
祇園祭の後祭りが24日に行われた。
ことしはコロナの為、長い間中止になっていたので、街総動員、観光客も
暑さも何のその 大勢繰り出して雅な京都の文化を楽しんだようだ。

私はと言えばTVの前で観るだけ。もう見物に行く元気はない。
何年前だろうか、宵祭りの前日、鉾の組み立てを見に行ったきり。
そのときの写真を再アップして余韻に浸ろう。(蔵出し)




お清めの塩?











収蔵庫から材料を出し、釘を1本も使わないで荒縄伝統工芸技法で
組み立て最後に懸装品を飾る。
縄編みは巡行の際に発する歪みを吸収できるメリットがあるとの事。
見事に組まれた荒縄の完成は一分の狂いもなく素晴らしい。最高の芸術品。
こんなに近くで観察できたのははじめてだった。
そのとき買った暖簾は薄い紫の地に涼しげなトンボが描かれていた。
今も夏になると私の部屋を飾っている。
またTシャツは確か黒字に白い水芭蕉の友禅染めであったが、
何処へいったのやら・・・
京都は呉服の街なのでこうした作品がお店に並んでいた。
今は京都の町も少しは落ち着いたであろうか・・・
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奈良 西大寺の蓮苑へ

2023年07月25日 | お出かけ
西大寺の創建は奈良時代の764年称徳天皇が鎮護国家と平和祈願のために
7尺の金銅四天王の造立を発願されたことに始まる。

四王堂

仏様に手を合わせる園児たち

鐘楼

本堂

本尊は十一面観音菩薩像

青銅の観音様


















大きなアブが潜っていたので、恐る恐る・・・



花の時期はすこし遅かったか~
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サルスベリの花

2023年07月24日 | 写真
庭のサルスベリが咲き出した。
真夏の青空に揺れている。
あんなに薄い花びらだけど蕾をいっぱいつけて100日も咲き続ける。
あの元気はどこから来るの?
花びら一枚の元気でも分けてほしいものだ
 
 



 







ポポー
今年は見られるかなと散歩の小径を行くと、
誰の目にも留まらないで一つだけまだ実をつけていた。

よそ様の実なので味わうことは出来ないが・・(下の写真はネットから拝借)
果実の形がアケビ、果肉の色や味が柿に似ていることから
アケビガキとも言われる「幻の果実」
スーパーフルーツだそうだ。



珍しい黒い蝶がとまっている
 
今日も酷暑、何処へも出かけないで過ごす予定。
コメント (2)
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むくげの花

2023年07月22日 | 短歌
八重のムクゲ (韓国の国花)
7/20
韓国の「ムクゲの花がさきました」一日花を惜しまれて咲く  夕庵
韓国では日本の「だるまさんがころんだ」と同じような遊びで、
「ムクゲの花がさきました」と歌って遊ぶそうな~






ササガニユリ
京都植物園


ケージ出て居場所を探すルイ君は
          フローリングの隅にやっと落ち着く  夕庵

 
珍しい瓢箪カボチャ
知人からの頂き物。高さは25センチくらい 
バターナッツのような味、種は膨らみの所にある。
さて、如何ように成敗したものか・・・

コメント (9)
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桔梗と5匹の鬼

2023年07月19日 | お出かけ
花の寺、桔梗咲く世界遺産の奈良の元興寺への再訪。
6世紀に蘇我馬子が開いた法興寺を前身とする古刹。



浮図田(ふとでん
境内の地中から掘り出された石仏を整理し
その供養をするために植えられた桔梗



飛鳥時代や奈良時代の瓦が再利用されている。
飛鳥寺に使われた日本最初の瓦の
数千枚が再利用されたそうな。(まだらの部分)

裏前栽は静かでしっとりと落ち着いた風情。
緑の苔が美しい。

今年も優しい桔梗に会えた。


やはり石仏とのマッチングが一番ぴったりとくる。

涼しげな水色の桔梗に心が洗われるようだ。



風が吹けば、石の仏と桔梗が語り合っているような・・・







この寺庭には5匹の鬼がひっそりと隠れている。
元興寺の鬼は飛鳥時代に現れたという妖怪。
征伐の時に逃げ込んだのがこの奈良町という。
石仏の後ろや、祠の傍に、大きな木の葉隠れに今も隠れている。
「あっ、見つけた!!」「こんな所にいたの?」
それを探すのが楽しみの一つ、今回はみんな見つけた!!

再訪の元興寺の鬼達は祠のそばにひっそりと待つ  夕庵

   

  


元興寺の本堂、石仏、鬼達も古代の瓦に護られている   夕庵

いろいろな形をとどめている鬼達。
よく見ればどれも妖怪のような恐ろしさは見られず、
しばらくにらめっこ。
2本の角も手を合わせているのも、眠っているのも、威嚇しているのも
ユーモアがあって愛嬌たっぷりである。
古都の歴史を物語るならまちの中に
庶民の信仰のお寺として静かに在る。

(球面体)

(放射線ぼかし)

(変形3D)

コメント (4)
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