市川拓司著。全国書店員が選ぶ小学館文庫本ベストセラー
『いま会いに行きます』
大好きだった妻が亡くなって1年、体に様々な不具合をかかえた夫は街の小さな司法省士事務所に勤めながら6歳になる一人息子とひっそりと暮らしていた。再び巡ってきた雨の季節の週末いつもどうりの散歩に出かけた町はずれの森でこの親子二人に奇跡が訪れる。亡くなったはずの妻が帰った来たのだ。悲しい未来を感じながら愛しい存在へと発せられる言葉、その強くたくましい決意に心打たれる。・・・ あとがきより抜粋
雨の季節に逝った妻がいい残した言葉「雨の日にかならず戻ってくるからね。」記憶を失った妻と子供と3人の生活。ちょっと怖い、この言葉から題名の「会いに行きます」がわかる。ちなみに夫は中村獅童、妻は竹内結子だったが映画のようには上手くゆかずたしか離婚したはずだ。その彼も今では再婚して新しい人生を歩み始めたとき肺がんを患ったとか、生きるということは決して平たんな道ではないが頑張ってほしい。