夕庵にて

スマホでパチリ・・・
ときどき写真と短歌を

気まぐれな春

2019年02月28日 | 写真
春の気候は気まぐれだ、急に4月の陽気になり早くも河津桜の便りがきかれたり、今朝は朝から春の雨でこころなしか肌寒い。単身赴任の息子はさきほど戻りまた静かな日常になる。昨日は孫、ひ孫ときてにぎやかだった。なついてくれるのは嬉しいのだが、あまり時間が長いとさすがにこちらの体が追いつかず今日は起床がなんと8時!!今もぼーとしている状態。

昨日の散歩の写真。寒あやめアカマンサク椿





久しぶりに夢を見た!あまりいい夢ではなかった~こんな日は静かにしているのが一番!
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ツナグ 辻村深月著 新潮社文庫

2019年02月28日 | 
なにげなく手に取った本が『ツナグ』だった。一度読んだような気もするがとりあえず買った。映画かテレビの宣伝?か思い出せない。



ツナグとは死んだ人間と生きた人間を合わせる窓口、それが使者(ツナグ)

○ 急死した人気タレントと彼女のフアンだった地味なOL
○ 突然失踪した謎の多い女性と彼女に去られて失意の生活を7年間も続ける男
○ 告知もしないで癌で逝った母親と不遜で不器用な長男
○ 親友を立てていた朗らかな女子高校生と彼女の事故死に秘密を抱えるその親友。

死者はツナグの手を借りて一晩だけこの世界に舞い戻る。鮮やかに振る舞う死者をまえに呆然と立ち尽くす生者。つかのまの再会の後ふたりはそれぞれの世界へ帰ってゆくのだが、前向きな希望、悔恨、悲嘆、落胆と残してゆくのだ。圧倒的な喪失感のみが生者の胸に残る。死者は決して生き返らないのだから。占いでもイタコでもない不思議な物語。生者が満月の夜にだけたった一度、たった一人の人にだけ会うことができる。青銅の鏡、満月の夜と神秘的な小道具が揃う。私の一番会いたい人とはいったい誰だろうかと考えている。
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夜の京都駅

2019年02月26日 | 写真
二月の歌会の後、京都駅で友人と待ち合わせ。さすが土曜日で人出も多くて避けるべく駅ビル7階のカフェに落ち着く。忙しい彼女とは時間を気にしつつ近況を話し合う。冷めた紅茶を飲み干して外に出ると店の前のイルミネーションが美しい。

  









長いエスカレーターから駅を見下ろす





滅多に夜は出ないが、夜の駅の美しさは昼間の騒音さとは違った顔を見せてくれる。さすが観光都市京都駅である。

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大阪城の観梅

2019年02月24日 | お出かけ
2/21日
大阪の友人宅へ。お天気もいいようなので梅を見にいく。紅梅、白梅は満開だったがまだまだつぼみは堅い。大阪城公園駅からロードトレインで一番奥の極楽橋まで100円でらくらく到着。













梅見には最高の晴天で風もなく散策にはうってつけだったが、あの梅の香りは残念ながら経験できなかった。やはり3月上旬が最高だろうか・・・

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『父からの手紙』

2019年02月17日 | 


『父からの手紙』小杉健治著 光文社文庫 感動ミステリー

家族を捨て、父は失踪した。しかし残された子どもの元には、誕生日ごとに父からの手紙が届いた。十年がたち結婚を控えた娘を不幸が襲う。婚約者が死体で発見され、結婚に反対していた弟が容疑者として逮捕されたのだ。姉弟の直面した危機に、隠された父の驚くべき真実が明かされてゆく。完璧なミステリーのなかに人と人との強いきずなを描く。概略文より 

この本の面白さはまったく関連を持たない二つのストーリーが坦々と進んでゆくのだが、この二本のレールがやがて一本に収斂されてゆく。ここで読者はああ~そういうことだったのか、と納得させられ、最後に残るのはやはり「親と子の絆」を著者は主張したかったのだろう。
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