京都 無鄰菴にて

雨の土曜日、関西の歌友（大阪、奈良、京都）との吟行があった。台風21号の影響で朝からの雨。少し肌寒かったが予定どうり開催された。ここは２度目の再訪であったが雨の庭園はことのほか美しかった。ここ無鄰菴は明治大正の元老山縣有朋が造営した別荘で国の名勝に指定されている。庭園は小川治兵衛が作庭したもので東山を主山にした明るく開放的な芝生空間をもつ。また琵琶湖疎水から引いた軽快な流れは庭の木々や苔を潤し雨の日の風情は格別だ。今回の歌会は京都主催ということもあって朗詠を仰せつかったが何回やっても緊張のするものである。早いお昼を京弁当でいただき十二時半からの歌会。和やかなうちに無事終了した。








そろそろ紅葉がはじまりこのグラデーションが愛おしい。もう一度ゆっくりと訪れてみたい庭園であった。

ジグソーパズル

友人の部屋の棚にぎっしりと積み重ねられた大小のジグソーパズルの完成品。頭の体操にはこれ以上ないものかもと軽い気持ちで108ピースのスヌーピーをお借りした。



やってみるとこれが予想以上に面白い。食後１時間半かけて完成したが、その達成感に思わずバンザイ！幼稚園児のやりそうな初歩のパーツだろうけど、初めての挑戦だっただけにちょっとはまりそう・・・やっている間はＴＶをつけていても耳に入らずひたすらぶつぶつ格闘していた。完成するたびにまたやってみたくなるのにも頷けるがやり過ぎると運動不足になりかねないので雨の日か夜がいいかなと思っているところ。

けいはんな記念公園

整形外科でＣＴを撮った。もっと長い時間がかかるかと思いきや５～６分で終わり、後は背骨を前に曲げてのレントゲン。すぐに画像解析されて、別段これはといった個所がないとのことで、一安心肩の荷がおりたものの腰の痛みからはまだ解放されない。
結果がよければ気分もよしで病院近くの「けいはんな記念公園」まで足を伸ばした。この公園はけいはんな学研都市（関西学術研究都市）の建設を記念して平成７年開園。日本の文化や自然をテーマに設計されており園内では日本の風土を感じられる風景に出会うことができる。
庭園への小道をたどり観月橋を渡ると眼下に巨石群が見え、ぼちぼち黄葉が始まる気配。










途中に出会った秋明菊、ふじばかま、リコリス、ホトトギス、柿、水芙蓉、綿の花。
秋風に吹かれながらしばしの憩いに満足しながら１年前を振り返ってやっと再スタートといった感じだ。

　　　　　　

芙蓉の花

珍しく早朝の散歩に出る。秋のひかりはまばらでどこか寂しい。小鳥の元気な声にあわせて足取りも軽い。公園へ寄るとこんなところに咲いていたのかと芙蓉の花が真っ盛り！！朝なのですべて真っ白、夕方にはお酒に酔ったように花びらが染まる。昨日の名残のしぼんで赤い抜け殻が落ちていて哀れをさそう。

けさ開きし真っ白な芙蓉も頬染むる傍に立たせた少女を撮りぬ　　teto

雨上がりの茸

雨も上がり静かな日曜日。遠出も出来ないので、近くを散歩する。身近なところにも確かに季節を感じることが出来る。今日の友達はねことわんこと茸。毛並みの美しい猫。散歩の人に朝ご飯をもらっている。わんこは垣根越しに寂しそうながら柴犬?らしく凛とした目線で見つめられた。















今年はコスモスも撮りにいけないと思っていたら住宅の中に元気に咲いていてほっとした。