大阪国立美術館へ始皇帝と大兵馬俑を見てきた。
始皇帝を護る兵士の軍団を地下深く築いた大パノラマの片りんではあるが、ビデオを見ると
その壮大な足跡と権力の強さがうかがえる。一度はこの光景を見たくて観光を兼ねて中国へと計画したが
この社会情勢では足がにぶり、美術館で少しながらの体験で我慢することにした。
護衛の兵士の種類も様々でその服装や頭の飾りで階級が区別できる。顔の表情も1体ずつ違い穏やかで豊かである。
大きさはほぼ等身大で美しく彩色がされた跡がみえる。権力者といえど死んでからも身辺の警護は気になっていたのだろうか・・・
写真撮影は限られたブースだけだったが館のサービス精神に観客も喜んでいた。
その他皇帝の魂を乗せる2/1の馬車や当時の生活品がならび、悠久の中国の歴史に唸った。