令和2年は激動の1年であった。新型コロナウイルスに襲われ多くの人らが命を奪われた。老若を問わず特に高齢者には情け容赦はない。感染防止のため、非日常の生活を強いられ外出や外食を控え、手も足も出せない日々、それでも家庭を守るため仕事に励む人々。その仕事さえ出来なくなり収入を断たれた人たちの年末を思うとやるせなく腹立たしいことばかりだ。この一年世界が不幸の中にいる。来年はワクチンも接種できるという。少し灯りが見えてきたようだが、まだまだ気は許せない。
昨夕は人出の少なくなった時間に仏花を買いにスーパーへ。その足で最後の散歩のつもりで駅前のイルミネーションを見に行った。暖かいひかりを見るとやはり心が安らぐ。しかし立ち止まってゆっくりと眺める人は居ない。買い物客はそそくさと家路を急ぐ。心なし瞬きも元気がないように思われた。
来年はきっと今までの日常が戻って人々の暮らしがよくなりますように願いつつ今年のブログを閉じよう。
最後に皆様方の健康を切にお祈りいたします。 teto