この1週間は、だいぶ涼しくなりました。
夏の花は、ブルーが多い中で、今日は気分転換で、
美しい赤紫の花 “パープルルースストライフ” を贈ります。
茎の先端から鮮やかな赤紫の花が咲き 美しい。
花壇の後ろに適した花だが、鉢植えで育てている。
湿地育ちであるため、渇きに注意する必要があるが、耐寒性が強く丈夫。
日本名では“ミソハギ”というが、
庭で飼っている“メダカ”の水槽の水草として育てたことがあるが、
いつの間にか消えていった。
“エゾミソハギ”は、“ミソハギ”よりも草丈が高く、花穂が密であり、栽培用として育てられている。
まだ試したことはないが、花と葉は非常時の食料となるそうで、生でも食することが出来るという。
本当に非常時の食料のようだ。
秋になると、花は落ちるが、葉が紅葉する。
「パープルルースストライフ(purple loosestrife)」
・ミソハギ科ミソハギ属の多年草。
・別名は、エゾミソハギ、ボンバナ(盆花)、ショウリョウバナ(精霊花)
・原産地は、ヨーロッパ、アジア中央部、アフリカ北部、日本と温帯地方に幅広く分布。
・湿地帯に生息するので、乾燥に弱いが、耐寒性がある。
・草丈50~120cm
・開花期は、7月から10月。花の色は赤紫。
・全体を乾燥させ煎じて飲むと、下痢止めとなる。薬効に注意。