昨日夕方からの天気予報は雨。
咲いたばかりの、パープルマジェスティ、コバルトセージ、ムエレリなどの
セージ(サルビア)を玄関前に移動させた。
一滴も雨は降らず、天気予報というよりも天気占いといいたいほど
見事に外れていた。
本題にはいると・・・
パープルマジェスティを検索すると、まったく違う同名の植物がある。
サルビア・パープルマジェスティ ミレット・パープルマジェスティ
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有名なのは、イネ科の1年草でミレット・パープルマジェスティ。
イネにガマのような穂がつき、全体的に茶系の渋い色をした葉が特色で、
観賞用として人気がある。
玄関前などにあると両方が映えると思う。
サルビア・パープルマジェスティは、ミレットほどではないが、
これから人気が出ると思う。
サルビア・パープルマジェスティの花
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このサルビア・パープルマジェスティは、ハイブリッド品種で
両親は、メドーセージと呼ばれるサルビア・ガラニチカ、及び、
日本ではあまり知られていないメキシコ原産のサルビア・ゲシネリフローラ。
草丈及び開花時期はゲシネリフローラの血を引き、丈が高く、晩夏から晩秋まで咲く。
花の色と形はメドーセージの血を引き、青紫色の受け口状の花が咲く。
摘心をしなかったため、直立一本立ちで2mぐらいまで成長した。
30cmぐらいのところで摘心をしてつめると、枝分かれし、
たくさんの花が咲くそうだが、
花穂は2本だけで、茎の太さが1cm近くはありそうだ。
丈、茎、葉などは、大振りで繊細さに欠け、
セージとしてはめずらしく質実剛健だ。
その花穂に、待ち望んでいた青紫色の花が一輪付いた。
周りの顎も紫色に膨らんでおり、晩秋まで楽しませてくれそうだ。
昨年の10月末、紫色に紅葉するパープルマジェスティの苗を手にいれ育てたが、
屋根の下では越冬できなかった。
今年は、冬場の手入れをきっちりとしてあげよう!
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「サルビア パープルマジェスティ( Salvia Purple Majesty )」
・シソ科アキギリ属の半耐寒性の多年草。対暑性は強い。
・流通名ではメドーセージと呼ばれるガラニチカ(salvia guaranitica)と
メキシコ原産のゲシネリフローラ(salvia gesneriiflora)との交雑種。
・ゲシネリフローラは、草丈が2mと大柄。開花期は冬場で朱色の花を咲かせるが、耐寒性は弱い。
花の色をのぞき、この性質を受け継ぐ。
・草丈は、2mまで成長するので、摘心して1.2m程度にし枝数を増やす。
・葉の色は、明るいライム色で、花の色は赤紫。
・温度が低くなると、葉の色は紫色を帯びる。
・冬は地上部が枯れるが、腐葉土などによるマルティングで越冬する。