モノトーンでのときめき

ときめかなくなって久しいことに気づいた私は、ときめきの探検を始める。

推定!“ピナータラベンダー(L. pinnata)”の花

2007-09-19 10:19:48 | ローズマリー&ラベンダー
レースラベンダーの横顔


四季咲き性のレースラベンダーに、小さな花穂が多数芽生え始め
秋咲きが始まりました。

この花の名前がよくわかりませんが、
花を良く見ると、
薄青紫の花びらが、上向きで2枚、下向きで3枚で
ローズマリーも同じような花の構造。

この小さな花が、穂の下から上えと移動しながら咲いていく。
この様相は、まるで花火のようだ。

レースラベンダーというだけで、種名はよくわからない。
葉及び花などから見ると、候補は二つに絞られる。
“ピナータラベンダー(L. pinnata)”“ムルティフィダラベンダー(L. multifida)”だが
花の構造から“ピナータラベンダー(L. pinnata)”と推定した。

“ピナータラベンダー(L. pinnata)”は、
半耐寒性だが、雪に埋もれても蘇生し春咲きをするが、
鉢植えで育てると、霜にさえ当てなければ、真冬でも花をつける。
貴重な存在だ。

とくに、今年の夏は、ラベンダー受難であったので、ひときわ頼もしく感じる。


「レースラベンダー」「ピナータラベンダー()pinnata 」

・シソ科ラバンデュラ属の常緑性の低木。
・レースラベンダーともいわれるプテロストエカス系のラベンダー。
・原産地は、カナリー諸島、北アフリカ・地中海沿岸。
・灰緑色の切れ込みがある葉、10cmほどの長い花穂に青紫の花が咲く。
・半耐寒性があり四季咲き。霜を避けるところでは冬場でも戸外で大丈夫。
・丈は、30~50cmで横に広がる。
・弱アルカリ性の土壌を好むので、石灰を入れる。

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