流れのままに。

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期待は高い。

2010-06-07 13:06:37 | Weblog


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ここんとこはどうしても菅新総理の話題になってしまうけれど

支持率は”とりあえず”60%を越えたらしいね。

前政権が酷かっただけに、改めて期待しようってことだろうな。

小沢くんが退いたのも良かったんだろうな。


ただこの先下がる要素は満載でも、上がる要素は少ない。

まぁ政治なんてどこの国でもそんなものだけど。

普天間もそうなんだけど、国民はもうというか最初から

沖縄以外は無理だって分かってるからね


やっぱり最大の命題は、景気回復じゃないのかな?

結局国民が望んでるのはそこだからね。

国民にとって景気は良くて当たり前だもの。

景気が悪いのは国民のせいでもあるんだけどね。


安いモノばかりに飛びついてデフレを助長してるのは国民だし

貯金にいそしんでお金が廻らないようにしてるのも国民。

なにかといえばすぐに株を売ることばかり考え

株価を不安定にしてるのも国民でしょ?


『金は天下の廻りもの』ってのはその通りで

お金というのは世間に廻らなければ、景気も良くならない。


貴方がお金を遣うと商店が潤う、商店が潤えば卸元が潤う

卸元が潤えば製造元が潤う、製造元が潤えばそこで働く貴方が潤うと


お金っていうのはそうやって廻ることで、景気も良くなるんだね。

だから本当は景気が悪いときこそ、お金を遣うべきなのね。

それがつまりは最大の景気対策になるんだけど

なかなかこの不況に散財するのは勇気がいるよね。


もしそれを国民にさせることができれば

菅総理は歴史に残る名宰相になる。

それ以上の景気対策は、この世に存在しないから。

日銀が金利をちょこっといじったりしても、それは一時凌ぎ。

傷口に絆創膏を貼った程度。


好景気では蓄財、不景気では散財!

本来はそれが景気安定の大原則なんだけどね。

家庭の財政も本来はそうあるべきで

収入が多いときにしっかり蓄財して、少なくなったらそれを出せば

世の中の景気がどうでも、家庭の生活レベルは変わらないよね。


ちょっと話しが逸れちゃった。

菅新総理の話だったね。

組閣人事もほぼ固まって、要職には”反小沢色”を強く打ち出してる。

それが額面通りの意味なのか、参院選に向けての対策なのかは分からない。


小沢くんは既に「このままじゃ終わらないぞ」的な雰囲気を醸し出してるし

もし民主党内が2つに割れるようなことになれば

国民の民主党支持は、瞬く間に低下するだろうね。

ただ菅内閣の支持はそんなに下がらないかも?

小沢くんは国民に嫌われてるからな。


小沢くんが何でこんなに嫌われてるのかというと

あの人は古い金権・強権政治の象徴なんだよね。

それが風貌とベストマッチしてるから、余計に嫌われてる。

自民党に見切りを付けることで、旧態然とした政治にNO!と言った国民が

どうしたって小沢くんを認めるわけにはいかないのよ。


ただ表面上強く反発してる同士が、裏で手を組んでるなんてのは

政治の世界では珍しくもない話しで、素直に信じるのもどうかと思う。

それに職を辞したとはいえ、民主党のドンなのは変わらないから

影響力をまったく排除するっていうのは、まだ時間がかかる。

鍵を握ってるのは”小沢チルドレン”だろうね。


政治ってのは結局数の論理で動いてる世界だから

党内で支持者が多ければ、それを無視する訳にはいかない。

だから今後のチルドレンの動向如何によって

小沢くんの発言力も決まってくるんじゃないかな?


9月の代表戦に出るなんて話しもあるしね

この先チルドレン達は陣取り合戦の駒として

両陣営から取り込み工作の嵐に晒されるはず。

政治がしたいなんていってられないね。


なにはともあれ、船出は厳しいな。


















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