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スペースシャトル計画終了!

2011-07-24 18:25:33 | Weblog

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アメリカのスペースシャトル計画が終焉を迎え、シャトルは最後の飛行を終えた。

アポロ計画以来、世界中に夢を与えてきた米宇宙開発は

これで一区切りが付いたことになる。

今後の計画が不透明なだけに、「終わってしまった」という感が強い。


アメリカの計画ではあったが、日本人も宇宙飛行士として搭乗し

日本人にとっても身近に感じさせる活動だった。

何より一般的にはあまり知られていないが

日本の町工場の職人技がシャトル製作に少なからず関わっていたのは、日本人として誇らしい!


僕は常々町工場の卓越した技術は、技術遺産として国が保護・育成するべきだと思うんだけど

この国の政府は先見性も無い上に、物事の本質も分かってないので

ただ海外へ技術流出するに任せているのが現状だ。

それが日本にとってどれだけの損失なのかが分かってない。


まあ今回その話題はさておいて

とにかくアメリカの宇宙開発は一つの区切りを迎えた訳だけど

そもそも僕は有人での宇宙開発にはちょっと否定的である。

確かに与える夢は大きいが、リスクに比べて得るものが見合うとは思えない。


むしろ僕は『はやぶさ』のような無人探査の方が

現状ではずっと有意義だと考えている。

何年もの飛行士訓練も必要とせず、大げさな宇宙船も必要としない

何より人命が失われるようなリスクも無い。


更には予算だってずっと少なくて済む。

シャトル一機ではやぶさがいくつ飛ばせるんだ?って話しだ。

シャトル計画全体予算なら、それこそ太陽系を一度に探査できるほど

無数の無人探査機が飛ばせるはずだ。


僕はそれこそが今人類の行なうべき宇宙活動だと思っている。

結局人類は何十年も掛け、何兆円もの予算を遣って

到達したのは最も身近な星である月までが限界だ。

要するにまだ人類が宇宙へ出て行くのは、時期尚早だと言う証明だろう。


また人が月へ行ったからといって、得たものは夢と月の石がせいぜいだ。

確かに世界中に夢を与えた意義は大きいが

その為にアメリカは随分多額の国民負担を強いたものだと思う。

まあアメリカ国民が不満でなければ、特に非難する気もないが。


僕も確かにアポロ11号が月へ有人を送り込んだことに

まだ幼いながらもワクワクさせられたのを鮮明に覚えている。

しかし有人での宇宙開発は、アポロ計画で一旦終結させ

その後は無人探査に専念するべきだったとも思っている。


そうすればもっと人類は宇宙についての広い知識を得られたはずだ。

有人では月までしか到達していないが、無人探査機はもっと遠くまで飛んでいける。

つまり今まで想像するしかなかった星や宇宙の状態を知ることが出来る。

それこそが最も有意義なことなんじゃないだろうか?


未だに「宇宙人は居るのか?」なんて議論が繰り返されているが

それにしても元を正せば、人類が宇宙のことを知らなすぎるからだ。

もっと知っていれば、もう少しまともな話し合いが出来るはずで

やはり人類は"開発"よりも"探査"をもっと広範囲にするべきなのだ。


宇宙というのは人類共通の夢舞台だ。

ならば今後は一国に宇宙計画を任せるのではなく

大国主導ではない『国際宇宙研究・開発機構』みたいなものを設置して

地球が一丸となって宇宙を研究すればいい。


そうすれば得た知識や資源は、等しく人類に行き渡るし

宇宙に関する議論にもベースとなる知識を共有できる。

僕はそこからが本当の宇宙研究のスタートだと思うのだが

いかがだろうか?


もう一つ、最後に言っておきたいのは

アメリカにしろロシアにしろ、宇宙開発は兵器開発にも大きな貢献をしている。

人類はこれを忘れるべきではない。

もちろん平和利用できる技術を多く提供したことも、また事実だが。


大きなメリットがあれば、デメリットもまた大きいことを知るべきだろう。

何にしろこと日本に於いては、はやぶさ計画を引き継ぐことが

日本としての最も価値ある宇宙開発だと言いたい。
















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