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ジョニー吉長が死んだ。
なんて言っても「誰?それ」って感じだろうね。
昭和の時代に活躍したロック・ドラマーです。
僕は個人的に、日本で最高のドラマーだったと思ってます。
まあかなりメジャーなバンドでも、ドラマーなんて日陰者だから
知らなくても無理はないんだけどね。
サザンオールスターズだって、ドラマーの名前知らないでしょ?
よほどのファンなら別だけど。
ミスチルだってあんなに売れてるのに、知らないでしょ。
だから、世間がジョニー吉長を知らなくても、仕方がない。
ただこの人って、昭和にロックしてた小僧共にはかなり有名!!
つまりロック好きの間では、伝説的なドラマーなのよ。
なぜかというと、伝説的なバンドで叩いてたから。
バンド名は[ジョニー・ルイス&チャー]という3ピースバンド。
後に[PINK CLOUD]と改名するんだけど。
日本のロック史に輝く伝説的なバンドなんだな。
チャーは今やギター小僧&親父にとって、神と言われる存在だから
知ってる人もいるだろうけど、創世記を共に生きた訳ね。
ドラマーとしてはテクニックとパワーを併せ持つ人で
イメージとしてはツェッペリンのJ・ボーナムと似てる。
これは僕の勝手なイメージだけど、的外れじゃないはず。
当時チャーの超絶ギターに追従できるのは、この人くらいだった。
一言で言えば「格好良いドラムを叩く人」ってことだろうね。
テクニックで勝る人なんて、他にも居たもの。
聴いてて気持ちが良いドラムでは、最高だった。
ちょっとワイルドな風貌で、人物としても格好良かったね。
マスコミにほとんど出ない人だったから、知名度は無かったな。
まさに知る人ぞ知るだったんだね。
今週になって、いきなり死亡なんて記事が出たから、驚いちゃった。
僕は今でも[PINK CLOUD]を聴いてるし
チャーはデビューからずっとファンだから
ジョニー吉長の事も、ずーっと頭の隅には存在してた。
時折、どうしてるのか気になってたしね。
今も[PINK CLOUD]聴きながら書いてるけど
いつ聴いても全然飽きることがないし、古くさくもない。
音楽的には本当にクオリティーが高かったね。
チャーって当初はアイドル的な売り方をされて
かなり腐ってたんだけど、その脱却に成功したのは
ジョニー吉長という本格派のロックドラムが大きく貢献してるね。
チャーのしたい音楽には欠かせなかった。
亡くなってしまったのは残念だけど、伝説は遺したな。
これからも彼の演奏は聴けるしね。
できればもう一度再結成して欲しかったけど
まあ個性の集まりだったから、無理だっただろうな。
ご冥福をお祈りします!
合掌・・・・
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