流れのままに。

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あれから2年。

2013-03-11 13:51:41 | Weblog

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今日で震災から2年。

あれから2年経ったのかと思うと、早いような。

ニュースで観た津波の映像は、忘れられないね。

あれほど凄いとは思って無かった。


さて、震災の話が出ると、セットで語られるのは

復興が遅いとか、全然進んでないとかって話し。

確かにそうなんだろうけど、ちょっと報道が一方的。

もう少し両面から検証しないと、報道ではないね。


だって、政府が何もしていないなんてことは無いもの。

だけど政府が何をしてるかってことは、ほとんど出てこない。

遅い遅いばかり言ってるのは、意図的なものも感じる。

政府を無能呼ばわりするのは、正しくないな。


そりゃあ地元の人にインタビューすれば

不満ばかりが出て来るのは当たり前だよね。

それにそういう意見を意図的にピックアップしてるんだろうし。

精力的に動いてる政治家だって、何人もいるのに。


そもそも何をもって遅いと言ってるのか?

あれだけの被害が1年や2年でどうにかなるはずもなく

おまけに原発事故まで併発したのだから

何十年というスパンで論じなければ意味がない。


一朝一夕に街が復興し、元通りの生活に戻るなどあるわけがない。

被災者の方達が不満を持っているのは、十分理解できるが

報道が都合良くその感情を利用するのは感心しない。

まず政府が何をしているのか、正しく報道するべきだ。


その上で足りないところを指摘するなら、それは正しいと言える。

不満ありきの報道では、何も解決しないし

被災地以外のところに住む国民には、真実が伝わらない。

本当に必要なのは真実を全国民が知ることだ。


もちろん復興が遅れているのは事実なので

殊更に政府を擁護する気は毛頭無い。

しかし、それは現政権ではなく、民主党政権の大罪だ!!

あの時、民主党政権だったことが、一番の悲劇と言っても良い。


災害が起こったときに必要なのは、初動の対応である。

そこで適切に、そして迅速に対応しないと

後の復興に多大な影響を与えるのは自明の理で

まさにそれが今の現状を表している。


ということは、09年に民主党政権誕生を後押しした国民にも

現状を招いた罪は少なからずあるということになる。

確かにあの時政権交代を実現することは、必要なことだった。

それに関して言えば、あの選択は間違っていない。


不幸だったのは、選択肢が民主党しか無かったことだ。

事前にあそこまでポンコツだと知ることが出来ていれば

民主党に政権を任せるなどと言う愚は犯さなかったはず。

ただそれを今言っても仕方がない。


とりあえず今被災地に必要なのは、産業を作ることだ。

一時的な保証でお金を渡すのも必要なことではあるけど

復興を果たすには、産業を作り雇用を生み、税収を上げること。

それこそが街を復興させるのだ。


確かに未だ都市計画も決まらないなど、行政の対応に不備も感じる。

そこを言えば、確かに復興は遅々として進んでいない。

会社や住居を建てたくても、今は自分の土地が使えないのだ。

業を煮やして建ててしまっても、都市計画によっては立ち退くことになる。


行政の対応が遅いのは日本のお家芸だが

一致団結して困難に向かっていけるのも日本人だ。

確かな旗振り役さえいれば、事は一気に加速するはずで

それこそが今最も求められている事だろうね。


もう一つ、復興の大きな弊害になっているのは”風評被害”。

特に原発事故関連の風評被害は深刻で

実際基準値を大幅に下回っている野菜や果物、魚介類なども

福島産というだけで敬遠されている。


更には原発に関わらず、被災地の産物というだけで

理不尽に敬遠されている傾向もあり

これこそ報道は正しく報じて国民の理解を促すべきで

それこそが復興にも繋がっていくのは言うまでもない。


まだ2年。

震災は全然終わっていない。














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