流れのままに。

いろんなことを好きに語っております。

ドラえもん。

2011-02-13 02:53:45 | Weblog
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金曜日は『R-1グランプリ』やってたけど

あまりに下らなくて、観るのを辞めてしまった。

レベル低すぎるよね。

あれで日本一って言われても、そうなの?って感じ。


で、チャンネル替えてみると『ドラえもん』の特番をやってた。

僕はここ30年以上、まともに観たこと無かったんだけど

久しぶりに観ると、これがかなり面白かった!

子供向けとバカに出来ないね。


映画興行ランキングで上位に入ってるわけだな。

あれは子供だけじゃなくて、大人も愉しんでるからだったのね。

子供の付き添いってノリじゃないのは確か。

それくらいストーリーが面白く出来てる。


まあそれじゃないと、こんなに何十年も続いてないだろうけど。

ちゃんと時代に合ったメッセージも盛り込んでるし

相変わらずドラえもんのポケットからは、ワクワクするものが出てくるし。

これはちょっと認識を改めたな。


考えてみると僕の人生の一部には、間違いなくドラえもんがあるわけで

大人になったからって、その面白さが消える訳じゃないよね。

それは『サザエさん』にしても『鉄腕アトム』にしても同じ。

面白いものに子供向けも大人向けもないね。


ドラえもんの声も、別に違和感なかったね。

僕らの世代はどうしても[大山のぶ代]って頭があるんだけど

それは気にならなかったな。

キャラクターと声がマッチしてたからだろうね。


それにしても、やっぱり[タケコプター]と[どこでもドア]は最強だね。

今にして考えても、この2つが欲しいもの。

国は作者に国民栄誉賞をあげるべきだね。

それほどの価値があると、僕は思う。

















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大物気取りか!

2011-02-11 22:19:30 | Weblog

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芸能界はまたまた薬物問題で騒いでるけど

正直言って小向美奈子なんて小物、どうでもいいじゃん。

グラビア時代は大したことなかったのに

覚醒剤やったとたんにこんなに騒がれてさ

案外本人は喜んでたりするんじゃないの?


大物芸能人だと錯覚したりしてね。

まあ犯罪者としては、国外逃亡なんかして大物っぽいけど。

フィリピンじゃ普通に外出したりして、舐めてるよね。

もう薬をやめる気なんかないな。


多分ね、騒がれたくなったら帰ってくるよ。

希望通りマスコミは大騒ぎするんだろうけど

一度完全無視して放って置いたらどうだろうね?

そうでもしないと、自分の立場を分からないでしょ。


どうせまた涙流して「もう絶対やりません・・・」なんて言うんでしょ?

そんなわけ無いよ、絶対に止められないね。

そりゃそうだよ、止める気がないんだもの。

刑務所入ろうと、更正施設に入ろうと、彼女には無理!


清水健太郎、田代まさし、小向美奈子と薬物再犯が続くと

どうしたって気になるのが、酒井法子だよね。

逮捕されたからって、そうそう簡単に止められるとは思えない。

一度でも薬物をやった人間には、売人の方から寄ってくるらしいし。


「薬あるよ」って言われて、拒めるとは思えないんだよね。

また記事にならなきゃいいけど。

















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そんなのハナから知ってたよ!!

2011-02-10 22:03:54 | Weblog

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アメリカ運輸省がトヨタに問題なしとして発表したけれど

そんなことは日本人には分かってたことでね

本国で何もないのに、アメリカだけであるなんて

おかしいと、みんなも思ってたでしょ?


30年も前ならいざ知らず

これだけ電子制御技術も確立された時代に

コンピューターの不具合で暴走するなんて、考えられないよ!

とくに日本車じゃあり得ないと断言してもいい。


これはアメリカ経済が落ち込んだストレスの、はけ口にされたね。

あの頃はリーマンショックに加えて、アメリカを象徴すると言って良い

GMが破綻して、代わりに世界一になったのがトヨタだからね。

腹立ち紛れに八つ当たりされたってのが真相だな。


さらにアメリカ産業の今後を考えると

あそこでトヨタを叩いておかないと

アメリカの自動車産業が、更に衰退するっていう危機感もあった。

アメリカの自動車会社は、軒並み経営危機だったからね。


その証拠に議会の反応も早かったでしょ?

あっという間に悪者に仕立てて、ブランドイメージを落とし込んだよね。

ただね、冷静になった時に、ふと気付いたんだね。



「そういえばトヨタって、アメリカに工場ももってるし、雇用や経済にも深く関わってるよなぁ」



ってね。

そのブランドイメージを失墜させて、工場閉鎖とか撤退とかしてしまうと

その分雇用も減るし、税金も当然減ってしまうし

ただでさえ失業率が高いのに、もっと悪くなるのは目に見えてる。


そりゃマズイ!ってことで、GMが再生するのを待って

「トヨタ車に問題はありませんよ!」ってアナウンスしたんだな。

多分調査結果なんか、とっくに白と出てたはず。

だってはなから問題なんて無いんだもの。


でもGMが持ち直すまで発表を待ったんだね。

トヨタのブランドイメージを落としておいて

GM再生のために国民の購買余力をそっちへ向けたってことか。

最初から作られたシナリオだったのかもね。


となるとトヨタは少しぐらい叩いても、経営危機にならないって知ってたんだな。

つまりトヨタのすばらしさは嫌って程知ってたのよ。

その上で叩いて、経済が上向いてきたら「大丈夫!」って発表して

トヨタに関わる雇用や経済も取り戻そうとしたのか?


なんて、ちょっと考えすぎだろうか?

でもやりかねないよね、あの国は。

「自由の国」って言うけど

僕に言わせたら「何でもありの国」だもの。


そもそもアメリカ人はおかしいよ。

フロアマットの件だって、普通に運転してれば何ともないんだよ。

自分たちの使い方が下手なの棚に上げて、金寄こせっていうのは

だれがどう考えたって言いがかりだよね。


自分から肩ぶつけておいて「ちょっと待て、おい!」って

言いがかり付けるチンピラと、本質は変わらない。

「自分に非があるのかも?」なんて思考は、まるっきり持ってないんだな。

なんでも相手のせいにしてしまえなんて社会は、まともじゃないよね。


実質的な無罪判決が出たんだから

あの時極悪人扱いした議会は謝罪するべきだし

証言台に立って嘘八百並べた国民は、罪に問われるべきだな。

あの証言は議会側が仕組んだことだと、僕は当時から思ってた。


ものすごく芝居がかってたし、アメリカって時々やるんだよね。

まったくお粗末としか言いようがない。

まあでも、間違いを認めたのは、あの国にも理性が残ってたってことかな?

娘にトヨタ車を勧めたってのは、ちょっと呆れたけどね。




















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スーパーボウル。

2011-02-08 18:18:38 | Weblog

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昨日はアメリカン・フットボールの優勝決定戦『スーパーボウル』が行なわれた。

いやぁ、やっぱり面白かったなぁ!!

さすがにキング・オブ・スポーツと言われるだけはある。

あのスピードと迫力、スーパープレイの連続は、観てて飽きない。


アメフトって「分かりづらい」とか「難しい」って人も多くて

日本じゃあまりメジャーなスポーツじゃないんだけど

嵌るとこれほど魅力的なスポーツも他にない。

とにかく一つ一つのプレーが計算されてて、ワクワクする。


アメフトって簡単に言うと陣取り合戦で

要するに相手の陣地に攻め込んで、点数を上げるってスポーツだから

基本的にはサッカーやラグビーと、考え方は同じ。

いちいちプレーが止まったり、攻守でメンバーが入れ替わったりするから、分かりづらく感じるけどね。


ゲームの進め方としては

4回の攻撃で10ヤード進む事が出来れば、また4回の攻撃権をもらえる。

それを繰り返して相手陣地へ攻め込んでいく訳ね。

それができなければ相手に攻撃権が移ってしまう。


大抵は3回目で10ヤード進めなければ、4回目は攻撃放棄して

相手に攻撃権を渡す代わりに、キックでなるべく遠くから攻撃させるようにする。

1回分もったいないと思うかも知れないけど

4回目の攻撃で失敗すれば、その場所から相手の攻撃になってしまうから、不利なのね。


基本的にはそれさえ覚えておけばゲームは楽しめます!

後はとにかくボールの行方を見失わないようにすればいい。

パスは分かりやすいけど、ランは分かりづらいことも多い。

特に密集した中へ飛び込んでいったりするとね。


攻撃は常にQBから始まるから

QBに注目していれば、誰に渡ったのかは分かるんだけど

渡した振りをするフェイクを入れたりするから

一瞬観てる方は見失ったりするけどね。


反則なんか観てたって大抵は分からないよ。

かなり詳しい人でも、説明があるまでどっちが反則したのかさえ分かってないもの。

まず審判がイエローフラッグを投げたら、反則があったと思えばいい。

後は審判がマイクを通して説明してくれます。


日本じゃBS・CSでけっこう放送してるけど

地上波じゃスーパーボウルくらいだものね。

なかなかメジャーなスポーツにはならないのが残念!

競技人口自体はけっこうあるんだけどね。


昔は地上波でアメリカの大学のボウルゲームなんかも放送してたんだけど

まったくやらなくなっちゃったな。

次世代のスターなんかが分かって、面白かったんだけど。

カレッジには独特の熱さがあるしね。


ちょっとオードリー春日がうるさかったけど、面白いゲームだった。

来年も楽しみだね。




















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揺れる砂漠。

2011-02-07 00:52:44 | Weblog

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エジプトは燃えてるねぇ。

国民の力で、ついに独裁政権が崩壊しようとしてる。

犠牲者も出たりしてるけど、国を変えるには必要なんだろうな。

それくらいしないと変わらないって事だね。


エジプトっていうと世界有数の観光地だし

何となく独裁政権なんてイメージは持ってなかったよね。

ピラミッドがあって、砂漠をラクダがのんびり歩いてて、みたいな。

国内情勢は火種が燻ってた訳ね。


あの国がイスラム国家だっていうのも、けっこう意外だったんじゃない?

イスラム=アラブ みたいなイメージあったでしょ?

アフリカの国でイスラム圏ていうのは、「そうなんだ」って感じでしょ。

でも実は地理的にアラブ地域の隣だからね。


イスラエルとはお隣さんだもの。

今は友好国なんだけど、昔は対立して戦争もしてたんだよね。

その時軍の指揮を取ってたのが、現大統領のムバラクさん。

自分が政権を取ったら、どういう訳か友好関係に方針転換した。


多分だけど、アメリカから援助して貰うための条件だったんじゃないかな。

それまではイスラエルって完全に孤立してたからね。

周りが全部敵状態。

アメリカとしてはそれをどうにかしたい。


そこで当時裕福じゃなかったエジプトに、多額の援助と引き替えに

イスラエルと友好関係になることを迫ったんじゃない?

独裁政権を黙認してきたのも、そんな事情だろうな。

それでムバラクは助長しちゃったんだな。


何たって、大国アメリカが後ろ盾なんだもの。

不思議だったでしょ?アメリカが独裁政権と友好関係なんて。

独裁を世界で一番非難して、民主化しようとしてたのがアメリカだもの。

まあこれが外交の二枚舌ってやつだな。


自国の利益になるなら、主義主張も変化するってことだね。

それでも民主化を唱えてデモする国民を目の当たりにすれば

民主主義社会のリーダーを自負するアメリカとしては、支持するしかない。

じゃなきゃ他の独裁国家に「民主化しろ!」とは言えないものね。


これでイスラム社会の勢力図は劇的に変化するかもね。

エジプトは政権が替わって、本来の姿にもどるでしょ。

つまりまたイスラエルは孤立する可能性が高い。

下手をすればまたまた中東戦争勃発!もあり得る。


ただアメリカから巨額の軍事援助も得ているから

政権が替わったからって、すぐに方針転換とはいかないだろうけど。

それでもイスラム社会からの圧力は強まるだろうし

このままイスラエルと友好国って訳にはいかないな。


これはエジプトの国内問題じゃ収まらないな。

危険な火種を生んでしまったかもね。














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あらら、認めちゃった。

2011-02-04 21:24:48 | Weblog

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うーむ・・・八百長認めちゃったねぇ。

これは該当力士を処分しただけじゃ、収まらないだろうな。

これって今回だけの事じゃないよ、きっと。

八百長に関しては隠語もあるみたいだから、ずっと行なわれてたんだろうな。


今までは何とかやり過ごしたけど、今度ばかりはそうもいかなかった。

証拠があるんじゃねぇ。

しかも見つけたのが警察だからね。

例の野球賭博関連の捜査段階で見つけたらしい。


これがまたマスコミ絡みなら、ねつ造だってシラも切れたんだろうけど

警察が出所じゃ、どうしようもない。

今まで何度も疑惑が出ては消えてたけど

だいたい何度も噂が出るってことは、やっぱり怪しいんだよ。


大変だねぇ!!

また相撲がTVで観られなくなりそうだなぁ。

文科省は春場所を中止しようか?なんて言ってるらしいし

存在意義が問われることになるだろうな。


この先千秋楽でやっと勝ち越すような力士は、みんな疑われるな。

どうするんだろうね?

信頼を取り戻すには、結構掛かるよこれは。

そもそも新弟子になろうってのが減るんじゃない?


このままプロレスみたいに衰退しなきゃいいけどねぇ。

こんなとこにも、伝統って感じだな。

困ったもんだね。













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話題豊富!!

2011-02-02 23:34:30 | Weblog

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相撲界がまたまた揺れてる。

せっかく野球賭博が収まったとおもったら、これだもの。

次から次と、飽きさせないね、あの業界は。

伝統だしきたりだって言ったって、この体たらくじゃしょうがない。


結局協会の体質が古くさいってことなんだろうな。

現実と合ってないんだよ、きっと。

だから澱みがいろんなところに出来ちゃうんだろうね。

管理する側の組織がしっかりしてないから、全体が緩んじゃうんだね。


こんなこと言うと、古くさい組織ってのは、もっと締め付けようとするんだけど

それがそもそもの原因なんだってことに気付いてない。

甘くしろって事じゃなくて、叱るばかりじゃ尾いてこないってことだね。

柔軟性が無いんだよ、組織として。


そうじゃなきゃ、こんなに次から次と問題出てこないって。

締め付けたり叱ったりばかりだから、余計に守ろうとしなくなるんだよ。

規則ってさ厳しい方が守りたくないよね。

何て言うか、破る楽しみが増えるって言うか。


あれダメこれダメ、ああしろこうしろ・・・

「もう、うるさいわ!」って事になりがち。

そんなストレスを抱えながら、日々暮らしてるんでしょ、きっと。

そんな感じするよね。端から見てても。


負け越したら大変なことだからね。

微妙なラインにいる力士は、星を買ってでも勝ち越したいってのは、理解できる。

許す許さないの話しじゃなくて、心情は分かるよね?

8勝と7勝じゃ、天と地ほどの差があるんだもの。


以前からずーっと疑惑はあったんだけど

今回はとうとう証拠が出ちゃったからね。

内容が事実だって立証されちゃったし。

さすがにうやむやで済ますって訳には、いかないだろうな。


だから協会も頭下げるの早かったよね。

これは逃げられないと思ったんだろうな。

もしかしたら、伝統的に昔っからあったのかもよ?

協会の理事にしたって、身に覚えがある人いたりして・・・。


しかしこれがあったとはっきりしたら、また相撲人気は落ちるだろうな。

相撲って競技の根底が崩れてしまう訳だから。

だれも真剣勝負だなんて思わなくなっちゃうでしょ?

そんなの見てても面白くないよね。


NHKだって、また放送中止するんじゃない?

天下の国営放送が、八百長相撲流してる場合じゃないからね。

今度ばかりは存続の危機と言ってもいい。

実際無くなりはしないだろうけど。


大変だねぇ!!














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傾いていた天秤。

2011-02-01 15:56:07 | Weblog

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昨日厚労省の元局長・村木厚子さんの事件を取り上げたドラマを放送してた。

あのドラマの内容がどれほど事実に沿ったものなのかは分からないけど

ジャーナリストとして、その力量に定評のある江川紹子さんの記事を下敷きにしてるってことで

ほぼ脚色もしてないんじゃないかと、僕は推測した。


あの事件はそもそも何だったのか?というと

僕は検察の思い込みと功名心が招いた、ある意味典型的な冤罪だと思っている。

思い込みっていうのは


”縦割りの官僚社会で、一職員が独断で公文書を発行する訳がない

裁決の朱印も押してあるのだから、決裁権を持っている上司が認可したはずだ”


という思い込み。

それが転じて、さらに独自解釈は進み


”いや、そもそもの発端が当時課長であった村木厚子の指示によるものに違いない

なぜならば、決裁権を持たない職員に直接依頼するのは、不自然だから”


ということになったのだと思われる。

まさに縦割り組織をよく知る、国家公務員としての解釈だと言える。


”上の者の指示がないのに、こんなことするわけがない。いや、できない”


検察は自分たちの組織と重ね合わせて、そう解釈したんじゃないだろうか?

同時にそれは、省庁の高級官僚である局長を逮捕・起訴するという

いわゆる”大物釣り”の誘惑と重なって、突っ走ってしまったんだと思う。

地検特捜部の存在意義というのは、まさにそこにある訳だから。


元々地検特捜部ってのは、巨悪を逮捕する一方で

その強引な捜査方法に批判も多かったのも事実。

証拠や証言を積み上げてから結果を導き出すのではなく

結果ありきで、特に証言を誘導するやり方は、捜査としては卑怯だと言っても過言じゃないだろう。


今回は更に証言内容の改ざんも発覚したわけで

検察の威信は失墜し、特捜の存在意義さえ疑問視されることになった。

結局追求する側の検察官が逮捕・起訴されるという、お粗末な結果になってしまったのは

国民として怒りを通り越して、呆れてしまう。


僕が村木厚子って人を初めて目にしたのは

国会で何かの委員会に出席している姿だった。

その時の姿は毅然として、確固たる信念を感じるものであり

出席事由と関係のない、事件についての追求に断固として答弁しない姿勢は、清々しくもあった。


ただ否定せず「出席事由と違う質問にはお答えいたしません」といった内容の答弁に

「もしかしたら、やったんじゃないのか?」と感じた人も多いはず。

見ようによっては、話題を避けて惚けようとしてるようにも見えたのは確かだから。

日本人はロッキード事件以来、こういう答弁にはアレルギーを持っているからね。


「またはっきり答えようとしない。完全に怪しいじゃないか」

と感じたとしても、それは仕方がない部分もある。

特に相手は男性優位の官僚社会で、局長にまで上り詰めた女性だ。

「まともにやっただけで、あのポストまで出世できるか?」と疑心を持たれやすいのも事実だった。


何たって省庁で局長と言えば、内部部局のトップで

上にいるのはそれこそ、大臣や事務次官といった数人の最高幹部だけだ。

しかも大臣・副大臣・政務官といった政治家ポストを除けば

省庁生え抜きの官僚ポストは、事務次官と労働審議官くらいのものだ。

一般企業で言えば、取締役○○部長のようなものだろう。


更に彼女は”東大出身が当たり前!”と言われる官僚社会で

国立とはいえ地方の高知大学出身だったのも、疑心に色を添えたかも知れない。

つまり「出世するために何でもしてきた女」的な目線で見られた部分もあったんじゃないだろうか?

官僚社会を深く知るほど、その思いは強かったとしても不思議じゃない。


人は嘘をつく生き物だし、外見で判断できないものでもあるけど

僕はこの村木厚子って人を初めて見たときから

どうしても犯罪を犯すような人には見えなかった。

もっと言うと


「この人が重大犯罪を犯したんだとしたら、もう誰も外見で信用できないな」


とまで思ったほどだった。

その印象は結局無罪判決として僕に安堵をもたらせてくれた。

彼女が官僚としてよりも、人として評価されているということは

判決後公務に復職した際の、厚労省での歓迎振りでも理解できた。


彼女の履歴を検索すれば分かるが

彼女はもちろん官僚として有能なのは間違いないけれど

それよりも人として信頼され、信用されたことによって

するべくして出世したというのが、実際のところのようだ。


ドラマ等によくある、上司にごまをすり、同僚を蹴落として出世したのではなく

するべき仕事を誠実にこなした結果、ポストが彼女を望んだんだろう。

つまり極めて優秀な官僚であり、信頼に足る人であるということだ。

こんな躓きがなければ、事務次官の目もあったと聞くと、残念でならない。


この事件は元々の『障害者郵便制度悪用事件』として見るよりも

むしろ『大阪地方検察庁冤罪ねつ造事件』として見るのが正しいような気がする。

それだけこの事件で検察の行なった行為は悪質であり

国民の信頼を裏切るものであったことに、異論はないだろう。

















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