高齢者学校、音楽の時間です。この日は映画音楽です。
いろいろな映画の説明とテーマ音楽を、ときにはyoutubeの映像と共に、時には生でのピアノ演奏で聞かせていただきました。
映画は年寄りに合わせて昔のものです。 タイトルを知っている程度の映画も多いのですが、テーマ音楽はほとんど聞き覚えがある懐かしいものです。
「風と共に去りぬ」: アメリカ南北戦争の頃の物語で、見たことはないが名前と音楽は聞いたことがある。
英語名は「Gone With The Wind」なるほど、直訳だ。
「カサブランカ」 : これは知っている
モロッコのカサブランカでのお話。 イングリットバーグマンはやはり素晴らしいね。 この曲を弾いてと黒人のピアニスト(とても雰囲気が良い)に頼んで演奏してもらった曲。「時の過ぎゆくままに」 たまらないですね。
「道」、「エデンの東」懐かしい。
「汚れなき悪戯」:修道院で育てられた子供、マルセリーノ。 「マルセリーノの歌」で知られているけれど、映画の最後にこの曲が出てくる。
「ムーンリバー」は曲の名前で、映画は「ティファニーで朝食を」
オードリーヘップバーンが吹き替えなしで歌っている。
この後、授業ではルイ・アームストロングの歌とトランペットの映像も出ました。 やっぱり、ルイ・アームストロングの味は素晴らしい。
「シェルブールの雨傘」フランスの田舎町での話。
タイトルのこの場面。この石畳が気に入って、私はレイアウトに取り入れたのでした。
そして、シェルブールの駅での別れの場面。 これを見て私はフランスの客車を買ったのでした。
そして、甘く切ないメロディー、私としてはお気に入りの映画です。
昼食どき、クラスメートの女性、まあ、おばあさんですが、この映画の最後のガソリンスタンドの場面が良かったですね、と。
そう、素晴らしいラストシーンでした。
やはり女の人は、映画をよく見ている。 若い頃毎週映画に行っていたという人もいました。
他にも、「魅惑のワルツ」、「007ゴールドフィンガー」、「男と女」その他たくさんありましたが、時間がないのでタイトルのみの説明。
そして、休憩時間の前にですが
レジメには乗っていなかったこれが出たのです。 「禁じられた遊び」です。
戦争のために子供たちが十字架で遊び出すというお話ですが、このテーマ音楽が有名。
ナルシソ・イエペスのギター演奏で「禁じられた遊び」をきっちり流してくれました。 この曲は元々スペイン民謡の「愛のロマンス」で、それを映画のテーマ音楽に編曲したものですが、イエペスさんが淡々と弾いている。
もっと、感情をつけて弾いていると思っていたのですが、あまり感情をつけずに素直に弾いていて、とても爽やかな感じでした。
私なんぞはセゴビアの信者で、イエペスは〜 と思っていたのですが、あらためて大したものだと感心しました。
ちなみに、ナルシソ・イエペスの生演奏はフェスティバルホールで聴いた覚えがあります。 もう50年ぐらい前だろうか。
そして、レジメになかったこのギター曲を選んでくれたのは、講師の先生が私がギターが好きだと言うことを知っているからだろうと勝手に解釈して、授業後お礼を言いました。
と言う様なことで、映画音楽の講義が終わりました。
それで、思ったのですが、こういう映画のほとんどは、愛の物語、それも不倫かそれに近い状況。 そう言うものに人気がある様です。
でもね、一般の人もそうだけれど、特に芸能人、近くに美男美女がたくさんいる環境で、それこそいろいろなことがあるだろうけれど、昔と違って、今はSNSでとことん叩かれるのです。 それも何年も経ってほとぼりが冷めた後でも、また暴露される。
だから映画の中の様にならないので、お気をつけあそばせ。
我がレイアウトのフランスの編成。 シエルブールの雨傘仕様?
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