ドレスデンから日帰りでチェコのプラハにゆきます。
まずはドレスデンの位置。 今まではドイツの南の方、ニュルンベルグやミュンヘンに行っていましたが、それよりはずっと北ですがベルリンよりは南。 そして東の端にある。 すぐ下にチェコがあるので簡単に行けるのです。
ドイツでもらった鉄道路線図。 全路線が載っているのでわかりにくいけれど。左上のドレスデンからエルベ川に沿ってプラハに繋がっています。
ドレスデン中央駅の正面です。 街に行くにはここを通らずに右側から出られるので、わざわざ写真を撮るために正面に来ました。
プラハ行きの切符です。 DRESDEN HBF から PRAHA HLAVNI NADR までの切符です。
どこで買ったのかは忘れましたが、これで、PRAHA行きの この列車に乗れば良い。
駅に着いて、列車の案内標識を見ると、PRAHA 行きがない。 同じ時間に PRAGUE 行きがある。 PRAGUE? これって多分プラハのことなんだろうけれど、違っていたら大変なことになる。 誰かに聞こう。 切符売り場に行くと、数人並んでいて、時間がかかる。
なんとか窓口で確認できて、PRAGUE=PRAHA なんだけれど、前者は英語での綴、 後者はチェコ語の綴りで日本ではチェコ語のプラハを使っているのでした。 ヨーロッパの国では、現地読みと英語読みが違うことが多いのですが、日本ではほとんど現地読みです。 ですから英語での地名も覚えておかないと、苦戦することがあります。
ちなみに、ザルツブルグは英語ではソルトバーグと言います。 スペルを探すのは面倒なのでカタカナで書いたのですが、英語圏の人と話す時にザルツブルグでは通用しませんソルトバーグと発音しましょう。 これなんて、ザルツが塩の意味なので英語ではソルトになるんで、覚えやすいのですが、地名を覚えるのは結構大変です。
プラハ方面のホームに上がると、こんな機関車がいました、いかにもドイツらしい重厚なディーゼル機関車。
コンパートメントでは廊下側からは、こんな感じで外を見ます。
列車はエルベ川に沿って進みます。
右側には城跡らしきものも見えてとても景色が良い。
幻想的な写真です。 窓ガラスに写っているからでしょう。
のどかな所です。 この数年後にこの辺り一体、100年に一度と言われる大洪水が発生したと聞いたので、多分、この家なども流されたと思います。
例によって食堂車にコーヒーを飲みに行きました。 食堂車でのんびりは旅の楽しみです。
食堂車の窓から。 ランプがいいですね。 外の景色も良いし、最高!
やがて列車はチェコとの国境に向かいます。
つづく