2002年ドイツにゆきました。 57歳の時です。 7月、季節は夏ですがそんなに暑くはない。
この本で、旧東ドイツあたりには蒸気機関車の軽便鉄道が沢山あると知ったからです。
目的はドレスデン。 ドレスデンなんてほとんど知らない都市だったのですが、HISに航空券を買いに行ったら、他のデスクからドレスデンという声が聞こえる。 お年寄り夫婦がチケットを買っているようで、案外知られた街かな? と思いました。
飛行機はルフトハンザ LH236 フランクフルト行きですが、今は通れないロシア上空を通ってゆきます。
飛行機は菱形のような印があるフランクフルトに向かっています。 右にドレスデンの名前があります。 フランクフルトで乗り換えてドレスデンに行きます。
フランクフルト空港到着。 これは新しいフランクフルト空港駅です。 ICEが止まっていますが、これには乗りません。乗り換え待ちの間に新しくなった駅を見にきたのです。
スカッとした駅です。 昔フランクフルトに来た時には地下の暗っぽい駅だったけれど、多分この時にも近郊区間用にその駅はあるはずです。
この飛行機でドレスデンに向かいます。
ドレスデンエアポート到着。 空港の地下駅です。 ここからはこの電車じゃなかった気動車でドレスデン中央駅に向かいます。
格好良いでしょう、タレント BR643 という車両です。
途中、こんな駅を通って、とても近代的なスカッとした駅です。 旧東ドイツといえば共産圏のイメージもあるが、これが旧東ドイツなのだと安心。
タレントの全景です。 同じような形で電車もあるけれど、これは気動車。
ドレスデン・ノイシュタット駅に向かって行って、その先がドレスデン中央駅。 ドレスデンとついた駅がいくつかあるので注意。
綺麗な車内です。 客が誰もいない。
実は皆さんノイシュタット駅で降りてしまったのです。 私はその先まで行くので降りなかったのですが、実はこの列車はノイシュタット止まりだったのです。 みんな降りてしまって列車が走り出したのですが、留置線に向かっている。
終点なのに降りなかったので、大失敗です。
荷物を担いで、先頭の運転士のところにゆくと、運転士が振り向いて、両手を上げて、あちゃーという感じ。
「しばらくすると、この列車は反転して、ノイシュタット駅に戻るからそこで降りてドレスデン行きに乗れ」 とのこと。
ということで、この列車の中で少し時間がある。
そこで、車内を撮影することにした。 運転席です。 椅子が良い。 コックピットという感じ。
ゴミ場も綺麗です。 近郊区間ようの車両にもゴミ箱がついている。
この信号所の横でしばらく止まっていたのでした。 上の方の車内の写真にも写っていますね。
横に Dresden Neustadt と書いてある。
さて、列車は後ろ向きに走り出して、無事ノイシュタット駅に到着。
ホームに降りると、運転士が顔を出していて、手を振ってくれました。 失敗したけれど良い経験です。
実は私が間違ったのには理由がある。 時刻表を見た時に、ノイシュタットでページが変わっていたのです。 次ページで見たら、いかにもこの列車がドレスデン中央駅行きに見えたのでした。 まあ、大失敗ですが、思い出には残る。
ドレスデン中央駅到着、駅から出てホテルに向かうが駅の横は工事中。 なんか田舎の街に来たみたい。 果たしてこの先どうなることやら。
つづく