鉄道模型のある生活ブログ

鉄道模型にかぎらす、なんでも書いてしまいます。

ナロー ガソリンカーの製作 その7  ヘッドライト

2024年07月26日 | 模型車両

ナローガソリンカー、ヘッドライトをなくして作ったけれど失敗でした。

顔です。ここにライトらしきものがついていますが、ホーンをつけるとぶつかります。

 

このライトらしきものを外して

 

これをヘッドライトとして使うことにしました。 本来はこのヘッドライトの位置に砲弾型のヘッドライトがつきます。

反対側はそうしています。

 

真鍮線を切って曲げて

 

手すりをつけます。

 

屋根にラジエターを接着します。 何気なしに屋根にきっちりつけたら傾くので、接着したものを剥がして垂直にするとラジエターの端が浮くので削りながらつけました。 でも少し傾いています。 まあ、許そう。

 

屋根に荷物棚の柵をつけます。 ロストワックスの柵ですが、直角に曲げると折れました。

 

折れたところをはんだ付けしながら組み立てましたが、

 

イモンの粒ハンダを持っていることを忘れて、普通の大きなハンダでつけたら芋付けになってしまいました。

この粒ハンダは便利です。

 

なんとか荷物柵が完成。 少し形がおかしいのですが、本物だってそんなこともあるだろうと、まあ、おかしいのは作品の味です。

つづく

 

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行った模型店、などなど  その3 すみぞめ模型店  ロコモデル

2024年07月25日 | 鉄道模型全般

模型店です。

・ すみぞめ模型

京都 伏見 墨染にすみぞめ模型店がありました。 プラモデルなどが主力商品でしたが、HOゲージの模型も置いてあり、ある程度パーツもありました。 大和街道沿いの小さな店で、ショーウインドウにLGBの入門セットの箱が目立って、欲しいなと思っていました。

ここでは、電車で3駅の距離で車で何度も行っていますが、ある時カトーの国電を買いました。 カトー初期のHOの電車でカトーのトラクションモーターでした。

これは、最近買ったものですが、多分これと同じ形の初期の製品です。

これを私のレイアウトが小さくて急カーブなので短く改造しました。

 

これです。これほど短くしました。 色も好きなスカ線色にしました。

これを、すみぞめ模型に持って行って見せたら「よくできているけれど、、、 短くするとは、何とも勿体無い!!」 と言われてしまいました。

 

足回りはトラクションモーターだったので短くするのは案外簡単でした。

こういう思い出があるすみぞめ模型店ですが、ある時車で通るとシャッターが閉まっている。 その後いつ行ってもシャッターが閉まっている、あー廃業したのだと思っていました。 その数年後に、他の模型店の人に、すみぞめ模型のご主人は亡くなったと聞きました。 突然死だったのでしょうか。  合掌

私の頭にはショーウインドウにあったLGB入門セットを買っておけばよかったという、悔やみであります。

 

つぎは

・ ロコモデル。

 ペーパーの電車キットを作っていた店で、京都店は京都駅の南東の家並みの狭い路地にありました。

車が入りにくい感じで2度ほど行った気がしますが、店も狭く何か買った覚えはありません。

この本店は東京の秋葉原にあって、そこは綺麗な店でした。 ショーウインドウにペーパーキットが並べてあって、客は私1人だし、何か買わなければと物色して買ったのが、銚子電鉄の車両。 銚子電鉄は好きな鉄道ですから。

 

組み立てました。 色を銚子電鉄にするのは難しいと思ったので適当な色にしました。

私は、走りにうるさいので、これをスムーズに走らせるために

 

フライホイールをつけたモーターを使いました。 室内はモーターと重しで一杯です。 室内に椅子や吊り革をつけるなど全く思わない。 スローでスムーズに走らせるにはフライホイールだ! ということ。 見かけよりも走らせた時の実感を重要視しているのです。 ですから、スムーズに走りますよ。もちろん全車輪集電です。 もう25年以上前の工作でしょうか。

そして、一畑電車に乗った後、

 

ヘッドライトもLEDにしたり少し手を入れてから、一畑色に塗り替えました。

ロコモデルのキットです。

つづく

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TMSレイアウトコンペを考える その2   鉄道模型とは?

2024年07月24日 | 鉄道模型全般

コンペに限らず思うことは果たして、鉄道模型って何なんだろう? ということです・

固く言えば定義ですが、そんな固い話ではなく、自分として鉄道模型とはどこまでの範囲を言うのか?と疑問が湧くのです。

私としては、鉄道模型は走らせることができると定義しています。 走らないのであれば、ソリッドモデルや工芸品、もしくは建築模型の様なジャンルに入ると思っています。

でも、この走らせることができると言う言葉も曖昧で、人によってそのレベルには大きな差があります。

今回のTMSのレイアウトコンペで問題になったのは、

この作品で、保育園のカートに鉄の車輪をつけてレールの上を散歩している。 果たしてこれが鉄道模型かどうかである。

線路周りの作りのレベルが高く、今回は鉄道模型とみなしたが次回以後はこう言うものをどうするか考えるとのことです。

私の基準から言えば、自走できないのでアウト、なのですが、これはレイアウトコンペなので車両側の問題ではない。 このモジュールが車両を走らせる機能を持っているかが私の判断基準となりますが、それはこの写真からはわかりません。

他のモジュールで、駅が災害で水没した情景がありました。 線路の上に水が溜まって、駅に停まっている電車の車輪も水没している。 これについては、災害のイメージは決して良いものではないので、ちょっと問題とのコメントがありましたが、私からすれば、完全にアウト。

情景の作りなどとても良くできているのですが、線路の上にレジンの水があれば絶対に走らない。 ということは、単なる飾りでしかないので、作者には悪いのですが情景ジオラマだと言わざるを得ない。 

 

このコンペには、A部門とB部門がありAはレイアウトで、Bはレイアウトの一部もしくはジオラマです。

レイアウトは必ず走るようにできているので問題がないのですが、私としてはジオラマに問題ありと思われる作品が多いのです。 

鉄道模型を走らせることができる模型と考えた時に、単に実物を縮小すれば良いのではないと言う考えになります。 模型を走らせるために、実物通りを縮小したのでは無理なので、模型としての構造を取らざるを得ない場合が多々あります。

しかし、走らせることを前提としてないジオラマでは、実際に走らせたら脱線したり、線路脇の小物類に車両がつっかえたり、プラットホームに車両が当たったりします。 車両も排障器やスノープロウなど実物の様に線路近くにつけると、必ずと言って良いほど、どこかにぶつかります。  これは線路の精度が実物の様にできないからです。 実物の線路はミリ単位で管理されていますが、模型でその1/80程度の精度で管理することはできません。 これは一例ですが、すべてについて実物通りにはできない。 まあ、蒸気機関車もモーターで走らせているので、その時点で実物の縮小ではない。

ジオラマに話を戻すと、線路の表現や、線路際、トンネルポータルなど、走らせないのであればいくらでも本物に似た形にできる。 それで、写真にすると走らせないものはとても良くできている様に評価される。

これって、おかしいんじゃない? 一見鉄道模型のジオラマのようでも、飾りか、写真撮りのためにしか使えないんじゃない、と思ってしまうし、狡いんじゃないとも思ってしまいます。

操作場のジオラマなど大きなものはその中で機関車を走らせれば、走らせると言うことはクリヤーするのですが、短くて小さなモジュールではその中だけで走らせるのは無理です。

だから私の考えは、モジュールには外部につながる線路をつけられるように端の線路にはレールジョイントをつけられるようになっていることを条件にしたい。 他と繋げば大きなレイアウトになりますよ、これはその一部ですよと言うことです。

そこでHNモジュールの登場となります。HNモジュールは他と接続する規格です。 これに合わせて作れば、小さいモジュールであろうとその上を車両が走ることができる。 だから、モジュールを作る人はみんなHNモジュール規格で作ればいいんだと思うんです。

そして、今までにHNモジュール規格で作ったモジュールがいくつもレイアウトコンペに入賞しています。

これらのモジュールは飾りではありません。 運転会ではたくさんの観客の前で情景を楽しんでもらうだけではなくて、実際に車両が走る姿を見てもらうことができます。

 

これは、昨日載せたTMSの表紙になった、矢ノ倉橋の数年前の姿です。 これをグレードアップして表紙の写真になったのですが、HNモジュール規格で作ってあります。 従って他のモジュールと繋いで車両が走れるのです。

走っているのは私の車両で、京王の車両を一畑電鉄風に仕上げたものです。

モジュールを作る人は、小さなモジュールだけで完結せずに、鉄道模型の情景の一部として拡張して大きな景色にできるようにされたら良いかと思います。

鉄道模型は走ることです。

ちなみに、矢ノ倉橋モジュールは東京の人の作品で、一畑電車は私、すなわち京都の作品で、HNモジュールだからこそ、こういう遠距離でも合奏できるのです。

HNモジュールのクラブに入ってない方でも、HNモジュール規格でモジュールを作っておけば、自分自身でも2台目以降で自分のモジュール同士接続して長い距離を走らせられることができる。 そしていつか他の人のモジュールと繋いで運転できるかもしれない。

レイアウトコンペに出品される方も、是非走らせる模型として拡張性のあるモジュールを目指していただきたいと思います。

でも、ある意味、走らせないことを前提にした情景マニアのために、コンペに鉄道風景ジオラマ部門を作っても良いかもしれません。

 

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TMSレイアウトコンペを考える その1

2024年07月23日 | 鉄道模型全般

例年行われている、鉄道模型趣味誌(TMS)の2024年レイアウトコンペの発表がありました。

表紙は矢ノ倉橋モジュールと言う、HOゲージのモジュールです。 隅田川を意識してか、たくさんの屋形船があって、皆さん花火を楽しんでいます。 橋の上と言い半端な数ではないフィギュアが迫力を醸し出しています。

これは、今回のコンペとは関係がないのですが、たしか以前のコンペで入賞したものを、さらにグレードアップしたものでしょう。

 

さて、コンペ

私の名前が二つもあるのです。 佳作と準佳作です。 他にも聞いたことがある名前の人もいますし、私と同じHNモジュールの仲間の名前も2つあります。 嬉しいことです。 表紙の作者もHN仲間です。

 

入賞作品です。 皆さん、TMSを買って見ていただくために、星でマスクをしています。

右下が、私の入賞作品のナローのレイアウト、桃山鉄道川尻線です。 このブログにも制作過程をずっと書いていた作品です。

もう一つ準佳作の写真は載っていませんが、同じくナローのヨーロッパの景色のレイアウトです。 私的にはこの日本のレイアウトよりもヨーロッパのものの方が出来が良いのですが、予想通り、日本の景色の方が上位に入りました。

 

さて、他の方の作品、それはそれはすごいです。 

 

 

星だらけで申し訳ないのですが、本屋さんに走ってTMSを購入してください。

入賞発表の小さな写真ですが、皆さん素晴らしい工作力を発揮して、見応えがあります。

講評にありますが今回の傾向としては、樹木のレベルが格段に上がったということです。木々の種類もわかるほど樹木の製作技術が上がっています。 これには電植の道具、芝生の達人などの道具を使う様になったことが挙げられています。

 

こういう道具ですね。 これは10年前の湯の花線の製作どきの写真です。 この時にはすでにノッホの芝生の達人を使っていたのですが、最近になってやっと日本人が使い始めたという感じ。

このノッホの草撒き器は弟のもので、弟はそれ以前から使っていたということ。 弟のレイアウトはイギリスの景色で、羊がいる草原を作るのにこれが必要だった様です。

こういう良い道具が売られていて、日本でも手に入る状態だったのに、日本型の模型店には置いていないし、その存在すら知らないモデラーのなんと多かったことか。

 

これは、今回佳作に入った川尻線で芝巻き器を使っている状態です。 この製品はノッホのものより少し小さいけれど使い勝手は良い。 芝はノッホのものも使えます。

 

このような芝巻き器を使う人が増えてきたから、今回のコンペでの樹木のレベルが上がったというよりも、それまでは駅舎や機関庫など建物関係ばかりに力を入れていたのが、最近は樹木製作にも目が向いてきたと言うことでしょう。

私はある時期からヨーロッパ型に興味を持った、そしてドイツやフランスの本を見ると(読むとは言えない)、レイアウトの樹木が素晴らしいのです。 そして、1993年のドイツでのトイメッセで、樹木を作っているメーカーのブースで、草や葉の材料を見ました。

 

その時の写真ですが、樹木の葉が一枚ずつある様に見える。  思わず愕然としました。 スポンジとは違う。

シルフローというメーカーですが、この後、この商品を売っている店を探して、見つけるごとに買うというのが数年続きました。 高価なので一気には買えなかった。

 

2008年に製作した農家のモジュールです。 まだ芝生の達人は発売されていませんが、木の葉や生垣などシルフローの材料を使っています。 ヨーロッパの材料だって日本型に使えるのです。

 

これはある雑誌に載った私のザクセン保存鉄道です。 2013年で、これも草や木はシルフローの材料をふんだんに使っています。 単にヨーロッパの鉄道模型レイアウトの手法を使っただけですが、その後シルフローを小分けにして安価に買えるミニネーチャーの名前で売り出され日本型の模型店でも置く様になりました。

ということで、日本のレイアウトやモジュールでもこういう材料のおかげで樹木が実感的になってきました。 もちろん、こういう材料を使わずに実感的な情景を作っている人もいますが、もう、スポンジの材料では、物足りない時代になったのです。

 

話が樹木に行ってしまいましたが、写真によるレイアウトコンペという性格上仕方がないのですが、機関車のモデルにしても情景モデルにしても、レベルが高くなるのは良いのですが、私としては、実感的に見えればそれで良いのか? 写真をうまく撮れればそれで良いのか? という疑問が常々ついて回っています。

それは、次回に書くことにします。

つづく

 

 

 

 

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2002年 ドイツの旅 24  ヴェルニゲローデの市庁舎

2024年07月22日 | 海外旅行

ドイツ、ヴェルニゲローデの市庁舎です。

 

屋根の時計が印象的!

 

 

見るからに凄い建物です。 建物は奥に続いて行っています。

 

市庁舎の横です。  後ろまで建物が続いていてお城のような感じの大きな建物です。

 

噴水の周りには出店がたくさんあります。

 

出店が綺麗なんです。 色とりどりの野菜や、こちらは籠屋でしょうか。

ヨーロッパのレイアウトを作ったら絶対に、こういう青空市場を作りたくなります。

ヨーロッパのどこの街にもあるのです。 でも、ここは一段と綺麗な感じがします。

周りの建物が立派だからでしょうか。

 

庶民的です。

 

本場ドイツのソーセージ、では、これを買おう。

 

wustがソーセージのことですが、他はわからない。 買う時には現物を指で示せば良いので何も困りません。

 

これです。 コーラとこれでお昼ご飯。 最高に美味いパンとソーセージだったと当時のメモに書いてありました。

美味かったんだ。

 

こんな景色の中でパンとコーラ、滅多にできる経験ではありません。

ヴェルニゲローデに来て良かった。

 

ここから、こういう家の前を通って、駅に戻ります。 そして、ハルツ軽便鉄道の蒸気機関車の出発を写しにゆきます。

 

つづく

 

 

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