安倍首相はアホノミクスがこの選挙の争点である旨主張しているが、それはそうでは無い。まずは何回も話しているように消費税の引上げに賛成か否かがある。(引伸ばしか、引上げ反対か)
それら以外に安倍首相が隠そうとしているのは秘密保護法の問題がある。このままいけば12月10日施行となってしまう。これは政府答弁でも場合によっては一般人のブログも対象とされ、これについては自民党は何らこの以前の選挙で何ら公約しておらず、全くの安倍首相の野望から出ているものだ。
そして集団的自衛権の問題である。これは直接的に命に係わる問題であり、もし安倍自公+補完勢力が勝てば信任を受けたとばかり前に進めるであろう。これは周知のように米軍が攻撃を受けた場合にそれが自衛隊に攻撃を受けたのと同様の対応をし(つまり戦闘に参加する)我国が戦争に巻き込まれると言う事だ。これには地域的限定はないとされ、例えば中東のイスラム勢力と直接的に戦闘するなら日本国内でのテロの可能性が強まる。又当然の話だが海外で戦闘と言う場合、自衛隊員の命に直接係わる。
我々が忘れて成らないのは安倍自公政権が集団的自衛権の閣議決定をした日の7月1日の夕方、安倍首相はごく短時間だけ、記者会見し、そこで記者から“流血の事態になるのでは?“と質問された事に対し、何ら答えず其の場をあとにした。つまりはその事(流血の事態)を暗黙に認めているのである。
自衛隊員の命の次は一般国民である。このまま放置するなら、将来そう遠くない時期にこういわれる可能性を否定する事は出来ない“自衛隊員も命をささげた、あなたは志願して国の為に尽くさないのか?“と。