ゴルフタイムスの世界   Eagle Eye

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石川 遼と未来

2013-02-02 | 危うい日本のゴルフの世界

遼が三週連続で予選をクリア出来なかった

ゴルフ報道のプロとして、率直な意見を述べておきたい。われわれ、15年以上の取材記者で国籍を問わず、国際ゴルフ記者クラブの組織をしている。なぜか、今、ゴルフは世界的に流布して、次のオリンピックでは、大事な種目となっているくらいだから、共同歩調で取材を交換しないと、真実がつかめないのだ。遼にはついては、外国記者も研究しており本の第一人者?と思っている。彼らは、ジャンボや青木や中島などは、よく知っている。ゴルフ大国であった日本のハスラーで、その名を上げてきたからだ。そのほかは、丸山茂樹だろう。USツアー三勝は、いやがうえにも光る。記者は、丸が、最高点だと認識している。海外でも、記者たちは、丸山が前記の三名よりも、上位に置かれているのは、ツアーの優勝、バイロンネルソンクラッシックなどの勝利が、燦然と輝いているからだ。今、日本は、遼だけしか、いないのか、と単刀直入に聞かれる。記者しては、つらい。だから、遼のことを分析してみよう。

日本の記者の中には、遼は終わっているというベテランもいる。自分は、記者として、こう考える。

5年間、遼で食ってきたTBSをはじめ、民放、NHKなども含めて、責任を感じなければならないと。15歳で桧舞台で活躍を占めした遼に、あなたたちの15歳のときは、どうだったか?とまず聞きたい。15歳から5年間、日本のマスコミもスポンサーも、金と名誉を与え、別人格を作ろうとしたのだ。記者は、5年もまえに、一人の英雄をつくってしまうと危険だよと、ゴルフ界に警鐘を鳴らしてきた。

だから、今田のように、アメリカにはいるべきなりと忠告もした。しかし、村社会の日本の事情が許さなかったか、勇気がなかったか、遼の親父が、稼ぎをあてにしたのか、諸氏のしるところである。では、どうなるか。一応、彼の義務はおえて、新遼として、アメリカのステージがあると思う。記者は、遼が優勝するには、7年かかると思っている。ゴルフは、深く長いトンネルを走るようなものだ。勝つのに、簡単ではない。今までが、ラッキーだったのだ。飛ばすといっても、USツアーでは、ごく普通であろう。迷いのブラックホールに入りつつある遼は、ゴルフの真髄を究めるスキル要素は、十分にあっても、体がない。アスリートのからではない。華奢だ。日本の漫画の世界の主人公になっってしまった遼に、きついツアーを乗り越えるファイテイングスピリットは、育成に5年を必要とするからだ。そして、上位に食い込みながら、2年内外で、優勝できるか、と底辺からのぞき見る。しかし、シードを失えば、終焉だ。優勝は、生涯ツアーでは、望めない。

マスターズを特別招待で参戦する信じがたい大サービスである

結果がともわないと、日本の恥になる。マスターズに汚点を残すことになるからだ。昨年、招待を受けなかったアニーエルスは、2012年の全英オープンの覇者となっている。世界ランク50以内の実力選手が、予選落ちるのと、招待選手が予選カットされるのでは、大きな違いがある。

日本の内情を酌んだマスターズ委員会の決断だ。TBSのごねおしの結果でなければいいのだが。予選通過は、無理だろう。精神的安定がないからだ。藤田は、予選を通り、25位以内のゴルフをするだろう。パットはうまいので、結構、河野以来の小兵が、馬庭念流でひと暴れか。外国の記者にも、人気が出る可能性がある。おそらく記者に、フジタの説明をせがまれそうだ。遼は、日本人記者だけが、かこみ取材をするだけだろう。でも、記者たちが、思うほど、日本では、もう白けているのだ。追いかける記者が、いくらいいことを書いても、日本は、遼に対して、関心が薄らいできている。松山が、出場すれば、遼の人気は、吹っ飛んでいただろう。

遼は、7年かかる、話をしたが、よくて7年といったほうがいいのかもしれない。日本が情けないのは、遼に代わる人物が生まれないことだ。イケ面役者からスポーツマンに変身しての話である。われわれは、間違っていたのだ。世界のゴルフが超スピードで変化しているのを表題にせずに、マスコミは、日本のゴルフに終始した。日本では、スポンサーが最大のゴルフ守護神であるから、それだけを重視した悪癖による結果であると反省が必要である。

育て切れていない責任は、記者のわれわれの責任でもある。待ったなしの日本のゴルフ? さて、どうする?

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太平洋クラブ倒産事件     管財人とFAの審査

2013-02-02 | 危うい日本のゴルフの世界

管財人から、文章と案内が届いたことと思う。

内容は、届けを出していない人は、2月28日までに、提出を要請しているが、これは、正規の債権者会員ではなく、Associateなどの会員への要請だとおもう。三社に絞られたスポンサーと解釈にいたる根拠はまだないが、春も近いことから、風聞がざわめくようだ。

被害者の会は、正式に管財人に面談を申し込んだ。会員に伝えれる朗報は、得られるかどうか、結果は見えていないが、管財人は、その使命にかけて、会員のために、日夜、努力をしているようだ。

 

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