ゴルフタイムスの世界   Eagle Eye

ゴルフタイムス編集の古賀のイーグルアイは、焦点を外さないのが自慢です。面白くて、実践的で参考になる記事を提供したい。

石川遼とUSツアー 14   バイロンネルソンと英国オープン

2013-05-23 | 危うい日本のゴルフの世界

 

久々に10位に付けた。三日間、60台のスコア、優勝は、べ。サンムン、確実に、ゴルフも波に乗ってきた。キーガンブラッドレイを逆転しての勝利で、ゴルフチャンネルのコメンテイターも、彼のゴルフを高く評価していた。べは、英語もどこで勉強したのか、TVコメンテイターが、感心するほど、自由にこなしていたのは、驚きである。キーガンをものともせず、強風に中、初優勝は、韓国勢の強さに舌を巻く。

遼は、10位に付けたことで、勢いをつけ,全英オープン出場権を狙って、プレーしたが、落選して、全英オープンへの道が険しくなった。遼ものびのび、プレーに集中しているように見えるが、壁を打ち破る日本のようなエネルギーが萎んでいる。日本でも、遼のコマーシャルをあまり、見なくなった。

学生プロゴルファー、松山英樹にゴルフ人気が集まり、外国特派員クラブのインタヴューでは、各TV局や新聞社が集い、盛大な会見だった。英樹は、早めにアメリカで戦いたい意向を示し、まずは、今年の集大成にに向かって、余念がない。まず、賞金王か。プロのは羽川は、英樹の引き出しの話をしていた。つまり、アプローチの徹底した技術を習得することだと。すでに、英樹は、ミュアフィールドの切符は、手に入れており、オープンでの活躍が期待される。

遼は、アメリカで成功しないと、日本に帰国しても、今までのような手厚い歓迎と接遇は、期待できない。すでに。5年間、遼で食ってきたゴルフ界は、遼への思いをいまだに続行しているようには、思えないからだ。人気者の宿命だが、実力でアメリカで一勝でもしないと、望郷の念は募るばかりだ。英語も、通訳なしで、いけるようになっているから、後は実力をつける以外に、方法がない。バイロンネルソンは、やさしい巨人で、熊本の眼科医で緒方さんは、ゴルフ通でマスターズにもよく顔を出す人物で、バイロンネルソンの家まで訪問したそうだ。奥方のヴィッキーが、大歓迎してくれて、お土産も貰ったと話してくれた。記者とは、マスターズでお会いする機会しかなかったが、強く印象を受けた本物のプロだと思った。

遼につては、ゆっくり観察と応援を願いたい。まず、5年、26歳まで、技術を膨らませ、ベスト10を常にねらう。28歳までに、まず、一勝できるかどうかだ。一勝できれば、2勝目も見えてくる。

英樹は。優勝が、23歳までに、一勝するだろう。ゴルフ改造には、肌の合うコーチを選択することだ。べ。サンムンは、コーチにリックスミスをつけ、その成果を一年でものにした。リックは、デイブぺルツ博士とも懇意で、一時は、ミけルソンも見ていた。

いよいよ、厳しくなる優勝の世界、遼も、あせることなく、確実な実力をつけて、腰を落ち着けてもらいたい。

記者と同年代の解説でおなじみのアメリカが誇るプロゴルファー、ケンヴェンチュリーが他界した。バイロンネルソンのトーナメントでは、赤いリボンをつけて、惜別の気持ちを表し。プレーした。哀悼の意を伝えたい。

日本のプロトーナメントが、世界でマイナーに陥落したのは、失われた20年と歩調を合わせた結果だと思うが、選手たちも、アマチュアに負けるような体たらくで、賞金だけは、高く出し続けたスポンサーの不甲斐なさも、原因になっているのではないか。一流スポンサーが、ささっと、降りて、博打産業が、スポンサーになってきたのだから、ゴルフ界も、品格がない。ゴルフができたら、偉いのか。

次回は、博打産業のスポンサー競技を表面化して、読者の判断を乞う。

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