“ユネスコ記憶遺産に登録申請した「通州事件」から“
その6、「通州事件」遭難生存者(4人)の証言
3)通州惨劇とその前後 東京日日新聞 橘善守
St.Joseph international university
国際社会工学部 上級教授
古賀 剛大 様
遭難生存者の証言その3は、東京日日新聞天津支局詰めだった、橘善守記者の現地レポートです。
橘記者は、天津で28日に不穏な空気、保安隊反乱の情報を受けていましたが、29日午前2時ころには、天津日本租界中央部に迫撃砲弾が落下。車で司令部に向かい夜明けをむかえて、保安隊が29軍の指揮の下、天津、通州、塘沽その他で一斉に反乱起こしたことを知ります。
この現地レポートは、昭和13年7月号の『文芸春秋』に掲載されたものを『昭和史研究会報』第101号』(平成17年9月10日)に再録されたものです。
日本語原文:http://hassin.org/01/wp-content/uploads/Tachibana.pdf
英訳文:URL: http://www.sdh-fact.com/essay-article/845/
PDF: http://www.sdh-fact.com/CL/Testimonial-record-of-suvivors-Tachibana-Moriyoshi.pdf
海外には、下記の通り英文で発信しました。
平成28年10月17日「史実を世界に発信する会」会長代行 茂木弘道拝
“Tongzhou Massacre” Series 7
Testimonial record of survivors (4)
3) On-site report by a newspaper reporter
Background and aftermath of the Tōngzhōu Mutiny
By Yoshimori Tachibana, Tokyo Nichinichi Shimbun Press
This is the seventh of a series of articles pertaining to the Tongzhou Massacre, which has been submitted for inclusion in UNESCO’s Memory of the World Register.
Yoshimori Tachibana was a reporter to Tianjin Brach of Tokyo Nichi Nichi Newspaper and reported on the incident at the time. The detailed care to the overall coverage is evident; The fact that Tongzhou Security Force were colluding with the Kuomintang 29thArmy, and on July 28th, the day prior to the incident, and Song Zheyuan of the 29th Army secretly orders the Public Security Department and Militia issues to mount a comprehensive attack on the Japanese starting 2am on the 29th , were precisely reported. “Bungei Shunju” extra publication “Story” July l938 issue, pp. 52-58.
English translation: URL: http://www.sdh-fact.com/essay-article/845/
PDF:http://www.sdh-fact.com/CL/Testimonial-record-of-suvivors-Tachibana-Moriyoshi.pdf
Questions are welcome.
MOTEKI Hiromichi, Acting Chairman
for KASE Hideaki, Chairman
Society for the Dissemination of Historical Fact
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Note: Japanese names are rendered surname first in accordance with Japanese custom.
60万読者諸氏へ;
国際外交は、からなずしも、国際間の真実を基礎にして図られているわけではありません。自分の国の不利益にならぬように、虚偽の歴史もあたかも事実であったかのようになんらエビデンスもなく、正当であると喧伝に終始するのである。それを反論することなく、寡黙でいると、国際間では、それが歴史の一ページになってしまう。つまり、既成事実となって、覆すのは至難と言わざる得ない。
第二次世界大戦の太平洋戦争は、アジア独立の戦争であった事実を、寡黙のまま総括をしなければ、戦争で自分の命を犠牲にした日本人は、無駄死にと言われかねない。その尊い命を投げ出したからこそ、現在の日本があることを今一度、叫ばねばならない。そのためには、茂木先生他、身命を投げうって、真実の戦いに挑んでいるのは、このコラムの読者は,すこぶる秀でた理解をしてもらいたい。 いかに、日本が左翼化しているか、産経、読売を除いた新聞は、過去の総括に熱心でないことから、大いに、判断を寄せるところである。 (日本時事新聞社 デスク 古賀剛大)
日の丸を掲げると、右翼と喧伝するのは、もうそろそろやめにしないか。北方領土の返還を掲げると、右翼と断じるのは、時代錯誤ではないのか。
この忌まわしい言論が、まかり通るのは、国益にならない。どこの国家に、国旗掲揚を否と決め込む国があろうか。オリンピックで、日章旗が上がると、胸が熱くなるのは、嘘か。そうではあるまい。左翼も、右翼も、だんまりを決め込む昨今、堂々と言論で激論を交わしてもらいたい。
(日本時事新聞社 報道部長 最勝寺 宏)
オリンピックの関心が、冷めやらぬうちに、パラリンピックの選手のための予算を多くして、インフラを整備してもらいたい。中国140個、英国60個の金メダルは、パラリンピック選手活動を国家が真剣に応援しているからだと断定できる。日本の表は立派に見えるが、中身が見えてこない。熱が冷めては、温度を上げるのに、時間がかかる、今スポーツ長官の鈴木選手が、いま、一歩前進のシグナルを社会に投げ返てもいいのではないか。
(日本時事新聞社 スポーツ戦略室室長 山科 亮)