Eagle Eye
表題の通り、なぜ、日本の男子ツアーに人気がないのか、ファンにそっぽを向けられているのか、
選手側からは、見えないギャラリーやファンのつもりで検証する。これは、GDBゴルフデータバンクが集めた情報を機軸にして、辛辣な評論をするものである。
試合を見ると、TVを見てもわかるように、プレーに真剣な空気が見えない。チャラチャラして、互いが仲良しクラブの雰囲気で、スポーツのだいご味がない。USツアー、ヨーロッパツアーを見ても、生活をかけて、命がけで、戦っている様子が、観客の臨場感を醸し出す因になっている。
池田なども、何を勘違いしているのか、一番テイグランドのフロントと駄弁っている様子が写しだれると、スペクターはチャンネルを変える。
一番テイは、神聖なグラウンドである。真剣に腹でどう思っていても、立ち振る舞いが、USツアーとは、雲泥の差だ。もっと、やるぞ!という気構えを見せないと、勝利で千万単位で稼いでいく職業軍人が成り立つのがおかしいではないか。観客離れを実際に検証したのだろうか。
ベースボールを見たまえ、サッカーを見たまえ、チヤラチャラしておしゃべりなんかしていないだろう!!!どうだ!!!プロゴルフに関係す人。」スターなんて間違っても思うな。観客は、ベストを尽くして戦うから、遠くから、朝は早く、」入場するわけだ。面白くもない試合など、足を運ぶかちがない。そうは、おもはないか。松山英樹や石川遼などは、真剣にターゲットに向かって戦う姿がギャラリーに好感を持って迎えられるのだ。この前のブリヂストンオープンで感じたことは、真剣なまなざしで、ボールを打っていたのは、岩田 寛だけだった。自分の生きがいを探すための戦いをしているから、見るものに、感動を与えるのだ。
アマチュアにも負けるような日本のプロが、何億も稼いでいるのを見ると、ちゃんちゃらおかしくて噴飯ものだ。もっと、生きるか死ぬかのドキドキするような試合をなぜ、できないのだろう。たるんでいるとしか、いいようがない。日本は、プロに甘すぎる。いや、甘やかしているのだ。そのような谷町主義は、やめたほうがいい。時間がもったいない。刀をクラブに変えて、いざ、勝負をしているのだろう?もっと、真剣な顔をして、フィールドに張り詰めた空気を流してくれよ。日本のプロが見れたのは、ジャンボや青木や中島までだね。彼らには、筋が通った緊張の戦いがあった。彼らが、無駄口をきいて、チヤラチャラした態度を一度も見たことがない。戦場に赴く戦士のようだったと振り返る。
真剣さ、緊張感、ドキドキ感、インパクト、などなど、興業に不足する要素が、今の日本のゴルフだ。外国からきて、三流でも稼げる体質の日本のゴルフ、幼稚園集団の遠足に似ている。これでは、興業をつかさどる主もあんぐり、お客は集まらない。チケットが売れるわけがない。
賞金とプレー価値が連れ合っていない。今の優勝だと、2000万円ではなく、200万だろう?違うかい!!
執筆同人 唐津 仁