ゴルフタイムスの世界   Eagle Eye

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石川遼とUSツアー228    AT&T Pebble Beach Pro&Ama 2/10 より

2017-02-09 | 危うい日本のゴルフの世界

まもなくAT&Tぺブルビーチプロアマのトーナメントが始まる。

                            

昨年の優勝を決めたには、オーガスタにすみ、オーガスタの大学を出てプロの道を進んだボーンテイラーである。優勝は、3勝目になる。しかし、10年以上も勝利から遠ざかっていると、2016年の優勝は、初優勝のような新鮮な余韻が残る。彼は、いつかはまた、と家族でゴルフの勝利を目指して、努力を重ねた。もう一度、マスターズに出るんだという強い信念がなければ、簡単にへし折れ、挫折したに違いない。彼の13番から4連続バーデイは、彼の頭に神が宿ったかのような、神秘的なゲームが見られた。記者は、ゴルフ場には、神さまが、いることを信じている。人間では、不可能なゲームが、まさに神の就業であると思えるシーンであらわされるからだ。猛追をしてきたフィルミケルソンは、誰しもバーデイで上がり、16アンダーでプレーオフになると疑わなかった。ボーンももちろん、プレーオフと納得していた。1.5メートルの100回打って、90%以上、入れるであろうミケルソンが、それを外した。神が、外させたとしか、説明のしようがない。記者は、息をのんだ。ボーンも一瞬、自分を忘れた。奥方は、すでに胸を震わせ、泣いていた。久しぶりの首を長くしていた勝利は、家族の絆失くしては、到底かなえられない仕業であろう。ボーンに4月のマスターズであった。お帰り、ボーンというと、ボーンは熱い気持ちを返してくれた。記者は、それが彼のファイナルDesitnationとは思っていない。努力は、嘘をつかないという現実をよりよく知った。ボーンのようなプレヤーは、5万といるに違いない。神は、努力する人が好きだ。天才よりも、愚鈍でも日々努力をする人を歓迎するのだ。

そのAT&Tぺブルビーチが、始まる。2月10日から、スタートラインに就く。岩田寛は、昨年、優勝のチャンスを逃がした。

14アンダーで終わったのは、18番、バーデイのチャンスをダブルボギーとした。このチャンスをものにしないと、勝利はやってこない。つまり、優勝するには、何が必要なのか、常に、考えさせられる。そうなったら、神さまを呼ぶしかないのかもしれない。

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