146回 英国オープン
J.スピース、12アンダーパー 優勝
全英勝利への執念を見せた若きライオン
初日から、飛ばしたスピース、安定と精密度ナンバーワン、4日とも、アンダーパーで、最終日、追い上げたマットクーチャーの猛追を交わした。
英樹との差は、何か? 記者から見ると、かなり開きがあるように映る。それは、安定力と精神的動揺が少なく、内実を磨いてきた結果をだせるという域に達していると思うからである。ショットの正確さはもちろんだが、グリーンサイドからのアプローチの上達は、素晴らしい。ボギーかダブルボギーを、バーデイを取ったり見せどころがたくさんある選手である。
インタビューで見せたクーチャーの悔しさは、いやというほど感じるし、スピースのここ一番の底力は、いま、ナンバーワンの世界にあるといえる。
なぜ、英樹がDAY 2を2オーバーにしたかである、DAY2をオーバーを出したことは、もう一度、オーバーがでる可能性を秘めている。メジャーでは、アンダーパーを続けなければ、勝利はむつかしい。世界の勝利のスタンダードが、確実に上昇しているのだ。日本のMedia は、明日にも、英樹がメジャーが取れそうなことを言うが、記者は、少し時間がかかると考えている。それはいつか、遠くはないが、近くもないと断言する、日本のMedia の不確かさは、勉強不足と経験の欠如からくる範囲を超えていないからだ。ジャーナリストの力が、特に、日本はレベルが下がっていると思わないか?読者が低俗なニュースを鵜のみするとは、考えにくいが、読者に飽きられているのでは、時々、疑いたくなる。
まず、小雨交じりのローヤルバークデールの記者クラブより、スピースの優勝の速報を伝える。
こちらは、夜8時になっても、明るいので、時間差が気になる。
現地;F.G,correspondent;T j.koga
試合が終われば、親しい友人である。直後、団らんし振り返る二人に旅の疲れをとる。