遼、来季 日本ツアーに集中
日本は、遼を必要としている
石川遼が、来季のゴルフステージを日本へ舵を切った。理由は、いろいろあるに違いない。日本ツアーは、また一人、賞金に大きくかかわりのある選手の再登場を迎える。大歓迎とは、行かないだろう。現自分たちの食い扶持が減るのは間違いない。遼が落ち着いて日本でしっかりゴルフに集中したら、今の日本選手で勝てるものは、いないだろう、それくらい、遼のゴルフは、ハイレベルに達しており、海外における経験が、ジワリジワリと日本フィールドの影を落とすのは想像に難くない。だから、とてつもない驚くべき貢献がツアーに入ってくるのは、間違いない。
記者は、日本で活躍して世界の50位にまでなれば、マスターズやほかの試合にも、プレーが可能であると考える。したがって、長い目で見て、遼の選択肢は、正しかったと後で、言われるように、全力で戦ってもらいたい。US ツアー経験者で、田中秀通やシニアになった水巻など、崩れてしまった前例がある。しかし、遼の場合は、根本的に違う。遼は、WEB.COMツアーの権利を有しているのを蹴って、日本参戦をあえて選ぶのは、日本ツアーシード権があるからだ。
日本の小平智が、ワールドランクで49位にいる。もし、今年の暮れまでに、その位置にあれば、マスターズ招待である。小平が、いい勝負できるかどうかは、この際、何も評論しない。それはマイナーリーグの日本と大リーグくらい差がるので、当たって砕けろ、意外に、助言がない。予選突破できれば、ひとまず、合格である。さて、遼は、来季早々、試合に挑むわけだが、3,4勝狙っても、ファンはびっくりしないだろう。一段と、大人のムードの遼は、遼君の名前が消えて、大人になった大選手なのだ。と位置づけて、試合を消化し、勝ちにこだわってもらいたい。
日本のゴルフが低迷しているいま、遼のバックは、ファン数だけで2千人を呼ぶので、試合スポンサーは、うれしい限りだ。遼は、再生日本ツアーの救世主になる運命をもっているのかもしれない。 執筆同人 古賀剛大