後わずかで30年も終わる。
来年、2019年のゴルフ世界は、どう変わるのだろうか。
タイガーの信じられない復活で、ゴルフが俄然燃えてきた。最終のツアー優勝で、あれだけ盛りあがった観衆はないだろう。だから、来年のマスターズ83回目は、すでに熱が帯びてきたのを肌に感じる。
タイガーと同じフィールドで戦えるとは頭になかったのではないか。
マスターズのオッヅは、すでにタイガーのメジャー取りを予想させている。理由は、タイガーの知りつくして、4度の優勝を手にしているから、実績と実力と経験によるショートゲームの展開を含めて、右に出るものがいないからである。パワーゲーム時代にあってオーガスタナショナルは、それだけでは、征服できない機微がある。ニクラスが1986年46歳でグリーンジャケットに手にしたのが、何よりの例である。タイガーは、正月から参戦するつもりである。
一時、英樹が最高のいちに鎮座していたが、今年は、勝利がなかった。英樹が試行錯誤のスパイラルにあるのは、4日間通して、68平均を出せるマネジメントである。日本では、圧倒的に抜群のツアー選手だけに、背負った日の丸は、いやがうえにも、大きなプレッシャーとなろう。英樹が脱線すると、日本のゴルフは、持たない。沈滞ムードで、ゴルファーも600万を割る。小平智に、英樹の分まで、奮戦せよと檄を飛ばすには、まだ,早晩であろう。今は、英樹、一人といった方が、マスコミは落ち着く。
アメリカは、新人が陸続とでて、入れ代りも激しい中、ミケルソン、D.ジョンソン、ババワトソン、などのベテラン勢が健在でゴルフを見るのが楽しくなる・J.ローズの安定度、ジョンラームのセヴェを彷彿とさせるパワーゴルフ、ガルシア、マクロイなどヨーロッパ勢も見逃せない。
日本は、今平省吾が賞金王、マスターズに出るためにインドネシアオープンに出場、ランキング50位を目指して頼もしい。大型の堀川未来夢に期待を寄せたが、ダンロップフェニックスで競り負け、日本シリーズで競り負け、記者連に評価点が出せない。
来季を目指す,遼は、これからなので、世界50位に向かって来季の勝利とUSツアーへ復帰を急ぐ必要がある。世界は、遼を扉を開けて待っている。
世界の女子は、韓国勢とアジア勢が上位を常に伺い、日本の畑岡奈紗は、一番星になる可能性が50%以上ある。賞金王になれる資質は、USmedia は、疑わない。われわれ、欧米記者と連なるWGPCAのメンバーであるから、読みは、狂わない。なぜなら、データからくる計算で+@を出す。ただし、欠点があるのは、言葉の問題である。