8日、カルロスゴーン、裁判所に出廷、彼の陳述が始まる。
崩壊した日産をいかに再建再生させたか、世界一の会社にいかに進めたか、今でも最高に日産を愛してやまない。など自分の功績と間違ったことはしていないと無罪を主張した。これが表である。
日産再建の犠牲になった数千に至る犠牲者は、いかに悲惨な生活を強いられて来たか、精算という名のもとに、切り捨てられた人たちの嗚咽は、今も消えてはいない。これが裏の社会の現実である。
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日本航空の倒産の時もそうだった。再建屋の稲森は、まず、徹底した無駄の切り捨てから、着手した。会社員、法人も同様である、倒産現状のままで, 再建がうまくいった試はない。社内の動脈硬化が原因だった。いいニュースだけが、12階の経営陣に入るだけで、悪いニュースは、届かなかった。腐敗した組織の。象徴である。外部からの指摘ニュースを、即刻咀嚼して経営陣が対処すれば、倒産などありえない。社内伝達のシステムが崩壊しては、動脈は破裂する。悪癖を改善するように諫言する社員を置き去りにしたバツは、経営に大きな穴をあけたのである。さて、再建再生を担った稲森は、利益を生む箇所だけを膨らませ、人材も能力次第で、上位に登れるように階段を用意した。政治家や財界の名士の子息を裏口から入社させた付けは、大きかった。頭がいい人もたまには、いるが、コネで入社した人に、職を全うできる才能を持つ人材は、まれである。動脈硬化を招くには、適材の人材であった。これが、表である。裏は、切り捨てられた社員と法人50社を超えるが、そこにある生活は、悲惨だ。再建再生という名のもとに、裏目の人生に取り込まれた人たち、社会は冷たい。
日産のカルロスはどうだ。自己自賛を背景に資本主義とは、こういうものだといわんばかりに、主張を緩めない。記者は、日本が社会資本主義国家で資本主義国家ではないと慮るが故に、ひもを解きたい。カルロスは、日本を甘く見ていたのではないか。上位下達の図式で、下意上達の原則を思考外に置いたのではないか。日本人は、従順であり、反骨の精神は、ない。と。ゴーンの弁護士に辞め検の大鶴基成が就いた。記者の外国特派員クラブで3名の弁護士を連れて、記者会見を開いた。ゴーンには、嫌疑はないと言い切った。各Mediaは、これからが真実を解き明かす記事に各社が同じニュースでなく、真摯に真剣に報道をしてねばならない。熱い年初めの激務である。
日本時事新聞社 デスク 古賀剛大
ゴーン前会長、知人側から16億円受領か
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日産前会長ゴーン容疑者が、中東オマーンの会社で幹部を務める知人から約16億円を受け取った疑いのあることが9日、関係者への取材で分かった。知人の会社には日産側から約35億円が支出されており、東京地検が資金の流れを調べている。
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