GT 速報
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現地記者 古賀剛大
2022 アースモンダミンカップ
木村彩子 6打差逆転優勝
photo:WPGCA/The Golf Times/tjk 勝利者木村彩子と主催者アース製薬大塚代表
最後まで息をつめた歴史的な試合の報告
展開は、昨日,佐々木祥子、永井花、金田久美子、山下美有夢、西村優菜 等が優勝戦線と述べた。26日、日曜日は、昨日ほどではないが、風と暑さは相変わらづで、日傘が揺れる。温度は真夏のようだ。30度はあるだろう。ささきしょうこは、7アンダーで始まるが、昨日は、眠りが無かったのでは、と思える。一番で、イップス気味にパットして、ボギー発信、パー5だけに、このボギーは,後に響かねばと記者は、不安を感じた。金田も久しぶりに王手をかける試合で、5アンダースタート、しかし、永井ともども、スコアが出来ない。西村は、好調だけに、パッテイングもトップだけに、追い込みで走るが、スタート時点で6打差あるだけに、佐々木が、重いボールで、落ち着いていけば、届かなないのでは、考えていたが、自然条件が少し狂えば、6打差は、ひっくり返る差であったのだろう。同じ6打差に木村彩子がいた。なぜか、妙に落ち着いていて、正確なストレートボールを打っていた。最終16番ホールに来た時には、西村が4アンダーから一つ落として3アンダー、木村は、しぶとく16番グリ‐ン右サイド、6メートルをパーにまとめた。4アンダーを維持している木村が、まるでチャンピオンのように、大きく映った瞬間でもある。木村は、これほどゴルフ巧者だったかな、と頭を整理していた。17番、18番とスコアを落とさず、クラブリーダーで終了、あとは、西村の18番、佐々木の18番がバーデイが来なければ、そのまま優勝、バーデイでプレーオフである。
しかし、西村のグリーン奥からの3メートルがショート、佐々木は、一念を込めた。心なしか。落ち着かずテンションが上がっている。やはり2.5メートル奥から打ったボールは、わずか5センチ左を抜けた。
木村彩子、大試合の勝利者となった瞬間である。
インタビューでは、木村は、何度も顔を崩し、涙に震えた。記者ももらい泣きである。
優勝の言葉を付け加え、5400万円を何に使うかと問われ、下を向きながら、車が好きで、買いたいと初めて顔が弾けた。
青空の下、木村のキャデイが表彰され、記者は、うれしかった。
おめでとう。木村彩子、 頑張った甲斐があったじゃないか。8年目のツアー初の栄冠、見事なり
The Golf Times
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