ゴルフタイムスの世界   Eagle Eye

ゴルフタイムス編集の古賀のイーグルアイは、焦点を外さないのが自慢です。面白くて、実践的で参考になる記事を提供したい。

The Open Championship 2017 英樹と日本選手の迷走 DAY 2

2017-07-21 | 危うい日本のゴルフの世界

現地速報/gtw/tjk/21/07

16;45 体感温度。10度

ローヤルバークデールは、ほんの少し上空に風が舞い、しかも、小雨がからむと急激にむつかしくなる。

2日目のゴルフが、運命を決める?英樹出陣!!!

photo;George Muranishi/WGPCA/thegolftimes/world

順調に行っていた筈のボールマネジメントも一瞬で壊れてしまうのだから、恐ろしい。谷原や宮里はそのるつぼにはまって、身動きが窮屈になったようだ。自分の思惑とは別に、12オーバーは、カットラインの4オーバーにはるかに届かない。フィールドは、まったく国内とは違う。池田もそうだ。真面目に、真剣にやっていても、ご褒美は、もらえない。まるで、ゴルフを初心者によくある気負いとテンションが、いつまで、たっても英国では、取り外せないほど、余裕がないなのだ。挑戦すること数度の経験も十分に溶解されないまま、ホール数がうそのようにすすでいく。数度の経験では、不足だよとフィールドは自由にさせてくれない。自然と神様にもて遊ばされる自分に嫌気がさすほど、ゴルフの腕の未熟を知らされる。

そういう中で、英樹は、2日目、3時すぎにテイ―オフをする。記者が、前章のオープンでも、ローヤルバークデールは、松山以外に予選突破はむつかしのでは、と嘯いたが、真実となった今、全英がいかに、慣れと技術と忍耐が求めれるか、いたいほど、身に染みるのである。

日本では、朝日が、青木、戸張、丸山など、放送と解説に挑んでいるが、残念に思うには、60万の読者の中から、厳しい声が届いて、胸がいたむ。日本人選手だけを放映して、トップを走っている選手たちのニュースが足りないというのだ。青木が丸山をかわいがるのは、喜ばしいことだが、厳粛なスポーツ放送を、マルちゃん、どう? 丸も調子専門だから、よいしょ!して、テレビを団らん、私物化してるという批判だ。もうすこし、レベルの高いトーンは、流れないのか❓と怒りの声が聞こえるのは、記者の論評をまつ暇はあるまい。report;tj.koga/correspondent/overseas

1998 年、このローヤルバークデールの決勝は、マークオメーラと和製 ブライアンワッツとのプレーオフであった。惜しくも、和製ワッツが、敗れたが、日本のレベルの高さを示した大会でもある。そのマークが、涙ながら、最後の全英を去る。記者とは、優勝の18年前、セントジョージズでオメーラと;ペインシュツアートとビリヤードをした仲でもある。いい思い出だ。

雨の中、最後の舞台に去りゆくチャンピオンである。ギャラリーの声は、18番を震わせる。

さようなら、マーク。よく頑張ったじゃないか!!!

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宮里 藍   全英リコー女子open 選手権 主催者特別承認で出場へ

2017-07-06 | 危うい日本のゴルフの世界

藍の有終の美を観よう!!!全英女子オープン

メジャー、全英女子オープン選手権で主催者から特別承選手として、宮里藍が今季限りのツアーをプレーする。世界で9勝を上げるなど、知名度が高く、実力もあることから、主催者側から特別の出場承認が出たようだ。藍は、最後の全英女子openとなるので、しっかりメジャーを楽しむ覚悟ができて頼もしい。

メジャーに昇格する前、岡本綾子の全盛時代に、優勝した因縁の大会でもある。藍には、悔いの残らないゲーム展開を見せてほしいものだ。

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第102回 日本アマチュアゴルフ選手権競技 50歳の水上、トップを走る

2017-07-05 | 危うい日本のゴルフの世界

第102回 日本アマチュアゴルフ選手権競技 

水上晁男、トップを行く。

台風3号も怖れをなしたか、怒涛の6アンダーの猛攻 !!

台風を呼び込む中、ベテランの50歳になる水上晁男(袖ヶ浦)が、奥さんをキャデイにして、初日、6アンダーと猛攻、トップに立った。

水上は、関東クラブ対抗戦でも、優勝に貢献した手堅いゴルフをする謙虚な選手で、日本アマも常連、アマを君臨してきた阪田哲男のブレーンでもある。

Photo:JGA

The Golf times,

報道デスク;古賀剛大・JGA 担当 

速報;全米女子オープンゴルフ選手権へ

渡辺彩香、出場切符を手にした。渡辺、アメリカで通用するかどうか、頑張ってみろ!!!韓国勢を追い抜いてみろ!!!参加だけなら、やめたほうがいい。アメリカは、甘くはない。藍とともに、全力を尽くせ!!!昨年のリベンジだ。顔を引き締めろ!!

US Senior Open Championship

Perry Kenny、安定力と飛距離でトリプレットを破り、優勝 !!!

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全米女子プロゴルフ選手権 2017 ダニエルカン  優勝

2017-07-04 | 危うい日本のゴルフの世界

KPMG Women's PGA Championship

Danielle Kang, the first mejor title

ダニエルカン メジャーを制す

またもや、韓国勢の躍進 ベスト10に7人

功を奏したレッドベターの指導とメジャーへの取り組み方

カンの母親は、最初から最後まで、娘のために、

フィールドを闊歩し激励、家族ぐるみの戦いで、勝利した。

藍と敏京、ともに36位で終了

ちなみに、韓国人は、23名出場し16人が、決勝へ進出した。

photo; Golf Channel.LPGA.WGPCA

韓国勢が10位までに7人も入る韓国オープンのような雰囲気であった。ダニエルカンの強みは、けれんみのないパッテイングであろうか、ここ一番の集中力は、日本の選手も参考にしたほうがいい。なぜ、韓国勢が強いのか、別の機会に検証しよう。

ダニエルは、アメリカ国籍を得ており、ミッセルウイ―^とも仲がいい。韓国系プレヤーは、リデイアコ他、多い。英語は堪能であり、競争心は、すこぶる旺盛である。この勢いは、パクセリが元祖だ。今、世界一のリュウソヨンやインビー朴やチェナヨンなど輩出したのは、パクセリのお陰だ。国際的には、アジア選手のメジャーは、樋口久子、である。そして、岡本綾子などに日本の選手のイメージができた。ただ違うのは、日本ツアーで、芸能化して、緊張感の薄い、仲間意識のゴルファーで飯が食えるから、そこで止まってしまった。女子プロは、日本では食えても、韓国は出稼ぎ以外に方法がなかったのである。

進歩への足掛かりを喪失した日本は、宮里藍が出てくるまで、長い時間がかかった。そのラインを受け継ぐ同化力のある選手の誕生がない。アメリカ組に入っても通用すると勘違いした上田桃子や有村智恵、上原彩子、横峯さくらなど、英語もできずに、もまれた環境についていけず、成績が出なかった。完全に、アメリカツアーと日本ツアーの力量の差があるのを、わかっていなかったのである。岡本綾子の弟子たちは、森田理香子をはじめ、岡本から鋭い話を聞いていたのでは、と記者は考える。賞金王になった森田理香子が、あれだけの飛距離を持っていても、渡米しなかったのは、岡本の見る目が弟子たちがアメリカでは通用しないとわかっていたのだと思う。

つまり、樋口久子や佐々木マサ子が、自炊しながらアメリカで10年も戦った精神的渇望が、今の日本の選手には、ない。つまり、甘いちやほやされて、闘争心が薄められているのが明白である。

だから、日本の味に染まったイボミなどは、アメリカでは通用しないと記者は考える。

藍が卒業すると、もう野村敏京しかいない。畑岡が死に物狂いで、実績を積むか積まないか、マイナーから出て行って、メジャーに入っていった現状は、はっきりと未来を読むことができない。

藍は、最後のPGA選手権を楽しんだと解釈する。

藍の後継者に鈴木愛が、名乗れるかどうか、勝負の時を迎える。唯一の楽しみでもある。

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KPMG Women's PGA Championship 宮里藍のゴルフとAmerica

2017-07-01 | 危うい日本のゴルフの世界

全米プロ選手権

KPMG 女子PGA選手権 2017

メジャー第2戦 オリンピアフィールズ パー71

藍は、ワンオーバーのスタート、笑顔は消えない。50度のメジャー挑戦!!

オリンピアフィールズは、風との戦いである。低いボールで距離を求められるので、厳しい。

おそらく、予選通過は、藍と敏京の二人だろう?

藍は、今年で引退を告げて重荷がとれたのか、自由奔放にゴルフを楽しんで協議をしている。相も変わらづ、韓国勢は強い。Amy Yang 65で飛び出すと、Choi Chella も66で後に続く、トップはアメリカのダニエルカン、Kan Danielle 3アンダー69で明日はトップを狙う。

パー71のコースは、PGA 選手権にふさわしく、やさしいセッテイングではない。彩子、2オーバー。野村敏京、2オーバー74、新人畑岡は78ストローク、77で139位。メジャーの重さをひしひしと感じさせられた。出遅れた.さくら、80ストローク、9オーバーパー、米国で戦うなでしこ選手だ。

女子のヨーロッパツアーで4月以降、選手権がつまずいて、選手には、USvsEUのソレンハイム対抗戦に暗い影を投げかけている。

日本ツアー選手は、環境に恵まれ、心配なくプレー選手権に臨めるので、ラッキーと思わなけれならない。スポンサーンのお陰で、ツアーが盛り上がっているが、選手のアスリート、スポーツ、見せるゴルフを忘れているのが、気になる。アメリカツアーに比較すると、日本ツアーの緊迫感とギャラリーを燃えさせる雰囲気が全く違う。

                     

 

それだけに、藍のゴルフが、アメリカで人気が落ちないのは、驚異的な選手生活だといえるのではないか。

藍、頑張れ!!!

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