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東映映画チャンネルを視聴した。
五木寛之原作『青春の門』、『青春の門 自立編』である。
原作本は、学生時代に流行し、私も読んでいる。
1975年に映画化したのは、東宝であった。こちらの作品は上映時に観ている。
東宝の主人公・伊吹信介は田中健、織江は大竹しのぶであった。
主人公の父伊吹重蔵は仲代達矢、母タエは吉永さゆり。
竜五郎には小林旭、音楽教師に関根恵子。
自立編(1977年)に出てくる二丁目のカオルはいしだあゆみ、人斬り英治は梅宮辰
夫であった。
一方、1981年の東映作品では、主人公・伊吹信介が佐藤浩一、織江は杉田かお
る、伊吹重蔵は菅原文太、母タエ松坂慶子、竜五郎は若山富三郎、二丁目のカオ
ルに桃井かおり、人斬り英治に萬屋錦之介と、こちらも豪華キャストである。
いずれにしても、主人公の成長と男女の色恋沙汰が、当時の青年たちを惹き付けていた。