ヒマ人クラブ

NO MUSIC NO LIFE! ジャズ、ロック、フォークが好きです。気ままにやっていきます。

音楽名店探訪「にっぽんの真ん中でジャズを聴く」篇

2009-01-28 | ジャズ喫茶

今回は、「にっぽんの真ん中」とはありますが、新潟と金沢からです。

昭和39年と言えば、エリック・ドルフィーがヨーロッパで客死した年なんですが、

一般的には、東京オリンピックの開催の年。

この年に、新潟で大地震があったんですね。

今回の放送で知ったんですが、デューク・エリントンが来日したコンサートの収益を新

潟市に寄付したそうです。

そして、新潟市はエリントンに名誉市民の称号を贈ったそうです。

これが、契機となって、新潟にジャズが浸透していき、ニイガタ・ジャズ・ストリートが

始まって、今日に至っているという話が番組の冒頭にありました。

その事務局長を「ジャズ喫茶スワン」の二代目店主がやっているそうです。

このお店でもライブを行っているのですが、ジャズ喫茶としてのあるべき姿も忘れて

いません。

それが、レコード再生、オーディオへのこだわり、そして、それはこういう音楽があ

る、これがジャズというのを知ってもらいたいという情熱なんですね。

もう一店は、金沢にある「もっきりや」です。

こちらには、ピアノの名器ベーゼンドルファーが店内に置かれ、ライブが行われてい

るそうです。

「もっきりや」の名だけは、ジャズ以外のところで聞き及んでいました。

2回の放送分、5店舗を見てきただけですが、前回の名曲喫茶も含めて、その店主

の人柄がお店を作り、お店が人を結び付けていることがわかります。

おしゃれな場だけでは、お店は長続きしません。

こだわって聞かせるだけでも駄目なんですね。

「もっきりや」の店主の話の中で、誰かにお店を任せることができれば、ゆっくりとジ

ャズ喫茶を巡り、まだあったんだなという旅をしたいと言っておりましたが、私も同じ

思いになっています。

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする