正に、15年以上聴いていなかったCDです。
○ ’90年リマスター盤『トゥデイ』アート・ペッパーas
アート・ペッパーは、マイ・フェイヴァリット・ミュージシャンの一人です。
切っ掛けは、寺島靖国著’87年刊『辛口 JAZZノート』ではなかったかと思います。
この本も、なぜか2冊所有していました。笑!
実家と宿舎に1冊ずつ置いてありました。
本の整理もきちんとしていなくて、行方不明になったので、もう1冊購入しただけなんですね。
そうまでしても、読みたかったんです。
この本はジャズ喫茶の親父本の元祖で、ジャズ雑誌誌上ではジャズ喫茶の親父の
話が時々掲載されることはあっても、大量にお気に入りのアルバムが紹介されるこ
とはなかったですからね。どういうものを聞こうかとまだ彷徨ってた時期ですから、大
いに刺激されました。
前期ペッパーがお気に入りの寺島氏に触発されて、ペッパーを聴き始めました。
学生時代に立ち寄ったことのあるジャズ喫茶「52番街」でペッパーを聴いた時には、
まだモダンジャズ自体にあまり関心がなかったので、ピンときませんでしたが、エル
ビン・ジョーンズが参加した『ベリー・レア』を聴くようになって、ペッパーに急速に接
近していきました。
大いに話がそれてしまったのですが、『トゥデイ』をなぜ購入したのか、発見した直後
には思い出せませんでした。
2、3回と繰り返し聴いているうちに、このアルバムには「マンボ コヤマ」という曲が
収録されていますが、コヤマとは、ジャズ雑誌スイングジャーナルの元編集長を指し
ていることをスイングジャーナルで読んだんではないかと思い出しました。汗!!!